中 津

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赤鉄鉱 鱗片状の結晶の集合体としてみられ、隙間に薄い六角板状の自形結晶となるものがあります。磁性を帯びた磁赤鉄鉱の場合もあります

灰バン石榴石 透輝石(?)、針状ベスブ石、灰重石などを伴ないます。ややオレンジ色を帯び、越生や菅島など超塩基性岩中のものを彷彿とさせます

異極鉱 石灰岩の中にスカルンの脈が入り込んでおり、その一部に異極鉱、珪クジャク石などの二次鉱物が濃集しています。(そういえば滋賀の灰山の状況と似ています。)六助にも同様の産状があります

灰鉄石榴石 長島乙吉先生が見つけ幻化していた産地。探索の結果再発見に成功しましたが(’90)、その後情報が広まって乱掘で産地周辺が荒廃し立ち入り禁止になったとも聞きます。ったく加減しろよな〜

水酸燐灰石 渦の沢下部のスカルンは大量の燐灰石を含む事でマニアの注目を集めていま
す。燐灰石は何故かマニアに非常に人気のある石で、かくいう自分も大好物.うーん理由はよく分かりません。平明な石ながらマクロな標本が比較的少ないからかな?写真のものは4Cmの大晶。

緑廉石 石英閃緑岩中には小さな晶洞を伴うペグマタイトがあり、小型の煙水晶、緑廉石、菱沸石、輝沸石などがみられる事があります