画像処理


画像処理用パソコン:
IBM PC/AT 互換機、Windows

主な使用ソフト:
HPC-1 controller, CCDOPS, HIDDEN IMAGE, Picture Publisher, PhotoShop StellaImage4.

画像処理:
1. 高精度化ダーク&フラット:
ダーク、フラット画像とも、8から32枚を合成し、高いS/N比を得ています。

2. 最大エントロピー法(MEM)
画像復元法として、有名なのは、最大エントロピー法(MEM)とウィナーフィルターです。これはアンシャープマスクのように、模様を任意に強調しようというのでなく、光学系の収差やシィーングによるぼけを逆算しようとするもので、科学的なバックグラウンドがあります。MEMによる画像復元については、INTERACTIVE ASTRONOMY誌1995年春号(Vol.1)の解説を参照ください。なお、星野の場合、すべての星像を点像にすることが自然な画像をもたらすかどうかは考える余地があります。プリントや印刷においては、星の明るさの差はその面積で表現せざるをえないからです。すべて点像だったら、大きな明るさの差は表現できません。このギャラリーの作品では、MEMは惑星と惑星状星雲の一部にのみ使ってあります。

3. 双曲変換法(デジタル現像)
これは筆者が提案した鑑賞用の新しい画像処理法です。従来の電子暗室処理では、アンシャープマスクなどのようなエッジ強調処理と、軟調〜硬調を調整するガンマ特性操作は、分離して処理されていました。しかし、銀塩における現像過程の解析から、ガンマ特性の変換とエッジ強調は極めて強い相関を持っていなければ、眼に自然な処理を実現することはできないことがわかってきました。そこで、ガンマ特性を変換すると同時に、ガンマ特性の変化に応じたエッジ強調(軟調な部分には強く、硬調な部分には弱く)を自動的にくわえるように工夫された処方がこれです。銀塩現像のアナロジーから導出されたことから、デジタル現像という愛称を付けています。詳細についてはINTERACTIVE ASTRONOMY誌1996年春号(Vol.5)に記したので参照ください。デジタル現像を施したCCD画像は、TP2415などによる天体写真に極めて近いものにできることが確認できます。例えばこのギャラリーのバラ星雲をご覧ください。


デジタル現像の効果の例として、 M77星雲(銀河)の例を紹介します。
a)普通の処理、b)ガンマの双曲変換のみ、(c)双曲変換と同時にエッジ強調を加えたデジタル現像。



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