このページではマニア向けのメカ詳細などをご紹介します

このページは、ボディーの汚れよりもエンジンルームの汚れが気になっちゃう、ちょっと病状の重いかた専用ですのでご注意ください。私もエンジンルームがきれいでないといやなんです。でも雨の日は乗らないなんてことはありません。車は走ってこそ価値があると思っています。(雪だけは遠慮します。パワーがありすぎて、ちゃんと走れそうな気がしません)。

エンジンルームをきれいに維持するコツですが、クレポリメイトで磨いておくと、汚れがつきにくくていいみたいですよ。

ところで、70年当時に時々借りて乗っていた父親の71年式ダッジダート(正規輸入車)は、真夏に湘南道路で大渋滞してもオーバーヒートなんかしないし、故障知らずで非常に優秀でした。だから、69年式マスタングも、オリジナルの性能に戻すことができれば容易には壊れないし、スモールブロックならオーバーヒートはしないはずだという確信があります。最初から面倒を見てくれているニューエンパイアモーターの熟練エンジニアの方々のおかげもあって、自信をもって長距離ドライブにもいける仕上がりです。これまでにマイナートラブルはいくつかあったものの、壊れて動けなくなったことはまだないのです(ドジッてバッテリー上げた時を除けばですが・・・)。

現在、各種漏れの類い、不調個所はありません。唯一、故障している機能といえば、ティルト・アウェイ・ステアリング(エンジンを切るとハンドルが上方向に退避する機構)のバキュームモーターが納車時点から故障したままですが、小柄な日本人にはあまり関係ない機能なのでそのままにしてあります。その他は細かな機構まで完動してます。まずはエンジン全体の写真から。

 
エアコンを装備しているのでちょっと狭い感じですが、メンテナンス性は良好です。
エンジンはフォードブルーに塗装してもらいました。デカール類は私が貼ったものです。
ラディエターはオリジナルよりフィンピッチとパイプ径を増した大容量タイプに変更。

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左・右から見るとこんな感じ。
ファンシュラウドとラディエターの隙間をスポンジで埋めてあるのにご注意。これは結構重要です。


フュエルフィルターは流れの見えるガラス製を採用。


キャブレターは純正タイプでAutorite 2100のリビルト版。始動性はすこぶる好調で、通常、
ほとんど一発で始動します。極寒の真冬の朝だけは、一回目がストール、二度目で始動、というパターン。
もちろん、キャブ式なのですから、始動前の儀式(アクセルを数回踏み込むなど)は必須です。
キャブをちょっと詳細にお見せしましょう。

クルーズコントロールのリンクはアクセルワイヤーと並んでつきます。
このワイヤーはエンジン右奥のアクチュエーターにつながります。

 

 


こちらはパワステポンプ。ブルーメタの色は純正とはちょっと異なります。

 


エアコンのコンプレッサーです。当初は
オリジナルリビルト品を装備しておりましたが、
特定回転数で共振振動が出やすいので、2004年8月にサンデン・ロータリータイプに交換しました。
さらに
エアコンの切替機構を改造して、本来は出来なかった除湿暖房も可能としました。
肌寒い梅雨や秋雨でたいへん重宝します(
改造の詳細はこちら)。

向かってその右にはクーラント・リザーバーが見えています。
これが付いているのはクラシックマスタングでは珍しいでしょう。もちろんオリジナルには
ありませんでした。しかし、日本の夏にはあったほうがいいでしょうね。これがないと、
あふれたクーラントはどんどん捨てることになります。真夏はリザーバが満タンまでいきます。

 


これはエキゾーストマニホールドの写真。鋳鉄製なので超耐熱ペイントが塗ってあります。

実は、右側エキゾーストマニホールドのすぐそばをエアコンの配管が通ります。
この配管の断熱は意外と重要なようなので、写真のように高性能断熱シートで熱を遮断しています。
断熱が悪いと、「冷媒に入熱」→「コンプレッサーが頑張る」→「ラディエタで多くの熱を放熱」
→「水温上がりやすい」という循環で、オーバーヒートの原因になるのではないかと思っています。 


補助電動ファンは3台設置。真夏のエアコン使用時にはすべてONです。
No.2は、トラックの排気管より下から空気を吸い込むのが目的。

ラディエターの上にラバーが貼ってありますが、これはエアの逆流防止シール。
エンジン側からラディエター前への熱気循環を防ぐのがオーバーヒート対策で非常に効果的です。
これ以外にもある熱気循環パス(例えば二重構造のフード内部など)はすべて対策してあります。
 


マスターシリンダー、キャップ、ブレーキブースター。
このあたりが錆びているとイメージが下がります。メッキキャップはノンオリジナルだと思います。

 


オルタネータは92AMPのAC-Delco製に交換してもらってます。
当然マスタング用でないので、ステーはワンオフで作成。レギュレター内臓で、
電圧は安定しています。点火コイルもオリジナルとは異なるタイプで、油充填の高耐圧タイプ。

 


ホーンはオリジナルをミツバ・アレーナ2に変更。
エアホーンの音を電子的に出してくれます。
音はこちらで(MP3)

 

 

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