DIN規格オーディオの取付(2005年8月28日

 

 クラシックマスタングにDIN規格1段幅のオーディオ機器が付けられるラジオ部ベゼルというパーツが米国で新発売。しかも69用もあったので、早速買って見ました。
 これまで使っていた旧規格サイズのラジオ+カセット(下の写真、マスタング専用に売られているKenwood製で1998年製造なので中身は現代版)は米国向けのためラジオ周波数が違うのです。FMは周波数コンバータで受かってますが(ただし、東京FMが95.3MHzなんて表示される)、AMラジオは受信周波数を10kHz単位でしかセットできず、594kHzなどと中途半端な周波数である日本のAM(実は9kHz刻み)は、FEN(ちょうど810kHz)以外はノイズが入ってほとんど聞けませんでした。


旧規格は左右対象につまみが付くという画一されたデザイン
米国では、日本製のJVC、Kenwood、米国Jensen製のカセットオーディオが売られて来た。
性能は悪くないがラジオ周波数が違うのと、CD/MDはなく、カセット機種のみ。
今回、JVCとKenwoodが入手不能になったのに伴い、
現代規格のDINサイズを付けるパネルが新発売になった模様。


 下の写真の中央がそのパネル。まあ、確かに使えそうだが、99.5ドルという価格から想像したよりはかなりチープな製品。ちょっと補強でもしないと割れそうだし、表面の質感も(自動車誌的表現をすれば)実に品のないプラスティッキーな艶。結局、いつものお約束で、あれやこれやと加工しないと使えませんでした。
 また、ラジオパネル左右のサイド部の部品も、
赤で塗った部分は切り取る必要がありました。今回は、運良くこの部品も新品を予備で持っていたので、それを加工しました。


まずは加工から。このパネル、DIN用取付器具が付属してないので、別途、国内で買わなければなりませんでした。パイオニア製の汎用品を買いましたが、これがまた高くて税込みでは4200円。これが付いての99.5ドルならわかるがなあ。
 まったく取付ける足がかりはないし、ぺらぺらのプラスチックのままではまずいので、木材で上下を補強し、金具を作ってボックスごと接着してしまいました。これでかなり強度は向上。

 


次に品のない質感を何とかしようと、ウレタンつや消し黒で塗ってみました。
んー、これならよろしいんではないかな・・・(^^;

 


下の写真は、内部配線も終了し、ついにパネルがうまく付いたところ。補強したおかげで結構しっかりしたパネルになりました。配線などは普通のオーディオと同じですから省略ですが、以下の理由でちょっと予定以上に時間がかかりました。
1)アンテナと本体の間にFM周波数コンバータがなくなったこと
2)アンテナ線の差込口の位置が前の機材と左右逆になっていたこと
3)以前と異なりDINケースの箱の外まで引き出して本体に差し込む必要があること(以前はパネルに本体装着後に裏を配線し、パネルごとダッシュに取り付けていたので、線を外まで引き出す必要がなかった)
 その結果、アンテナ線が短すぎて、それを延長するのにえらく手間取りました(狭いダッシュの中での半田付け・・・)。


普通ならここからもう一山、なにか事件が起こりそうですが、幸運にも今回はOK。レシーバー本体を箱に差し込み、正面のミニネジを4個締めて、あっけなく終了です。
 現代のDINオーディオが違和感なくきれいに収まったと思います。機材はKenwoodのCDレシーバー、E303です。CD-R/CD-RWに加え、 MP3、WMAの圧縮フォーマットに対応しています。Kenwoodにしたのは、これまでのがKenwoodだったのにこだわったのではなく、デザインが一番ケバケバしくなかったから。最近のは色満載で派手なのが多いのです。
 屋根開閉スイッチ(下の写真でレシーバーの真上の突起)との干渉が心配でしたが、ちょっと指が触れる程度で気になりません。CDの出し入れにもまったく干渉なしでした。

AMラジオも当然ながらよく入るようになり、
なによりそれがご機嫌です! 東京FMも80MHzと表示されますし♪♪
こんなことで楽しくなれるのはクラシックマスタングならではかな。


このDIN用パネル、確かに使えます。でも、たいした工作ではないのですが、買ったらそのままDINオーディオがつくわけではありませんでしたので、DINサイズオーディオを付けるための素材と思ったほうがよろしいです。ま、クラシックマスタングのユーザーなら常識の範囲内でしょうけれどね。奥行きは意外と余裕があるので、つける気になれば、電動立ちあがりのディスプレー内蔵DVDビデオとかだって付けられますねえ。ま、私はそういうつもりはないですけれど。

 

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