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2015年 母子島で観察したトンボ

オオイトトンボ Paracercion sieboldii


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オオイトトンボ(小池) ムスジイトトンボ(小池)
左:オオイト。眼後紋大・胸部は緑青/右:ムスジ。眼後紋小・胸部は青

イトトンボ科 Family Coenagrionidae

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オオイトトンボ Paracercion sieboldii

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1.観察日と場所

7月12日、小池の浮遊藻の水面で観察された。

ムスジイトトンボに比べオオイトトンボは少なかった。

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2.説明

抽水植物や浮葉植物の繁茂した池で見られるが、産地が激減しているという。

ムスジイトトンボ、セスジイトトンボ等と極めてよく似ており、眼後紋や肩黒条で見分けるが、捕らえないと正確な同定は困難。オオイトの眼後紋はコンマ形で大きく、肩黒条中に淡色線は入らない(左:オオイト♂ 右:ムスジ♂)

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3.雑記

初夏に池で見られたのは殆どがムスジイトトンボだった。2015年の場合は観察された個体数は少ない。

岩間市の愛宕山付近にもムスジ、オオイトともにいる池があるので茨城県には比較的生息地が残っているのかもしれない。

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