ナツアカネ Sympetrum darwinianum
ナツアカネ Sympetrum darwinianum ♂成熟・胸と顔面が赤 |
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○トンボ科 Family Libellulidae
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ナツアカネ Sympetrum darwinianum
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1.観察日と場所
6月29日以降継続的に観察された。
母子島で夏越しする未熟個体の数はそれほど多くはないが、9月以降、成熟個体が目に付くようになった。
左:アキアカネ(肩部黒条が尖る)/右:ナツアカネ(肩部黒条は四角に切れる)
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羽化殻は6月7月に駐車場付近の田んぼで確認した。
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2.説明
成熟個体の♂は胸や顔まで真っ赤になる。(アキアカネ♂の顔、胸は茶褐色)
未熟個体の見分けは少し難しいが、胸の縫線の形状が異なる。
(左:アキアカネ ・肩部黒条が尖る )
(右:ナツアカネ ・肩部黒条が四角く途切れる)
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産卵は田んぼの草の上などで連結して打空産卵する。(アキアカネは、連結打泥産卵)
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3.雑記
幼虫(羽化殻)写真。
左:アキアカネ
腹節第8節の側棘の先端が第9節の付け根に届く。
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右:ナツアカネ
腹節第8節の側棘の先端が第9節の付け根を超える。
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