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2015年 母子島で観察したトンボ

クロイトトンボ Paracercion calamorum calamorum


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クロイトトンボ・連結産卵
連結して産卵するクロイトトンボ・ペア

上:ムスジイトトンボ♂ 下:クロイトトンボ♂
上:ムスジイトトンボ♂ 下:クロイトトンボ♂

イトトンボ科 Family Coenagrionidae

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クロイトトンボ Paracercion calamorum calamorum

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1.観察日と場所

 4月から8月にかけて大池の水辺、特に浮遊藻の水面で多数が観察された。用水路 および 小池にもいた。(写真:連結して産卵するクロイトトンボ・ペア)

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2.説明

全国に分布する普通種。浮葉植物や沈水植物のある環境を好み、大池に浮いた藻屑などの上でペアで産卵する。♂は成熟すると胸部が青白くなる。

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3.雑記

母子島で生息数が多く普通にみかけるイトトンボは、クロイトトンボとアジアイトトンボであるが

クロイトトンボは水面での活動が多く、アジアイトトンボは周辺の草原にいることが多い。

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(写真 上:ムスジイトトンボ♂ 下:クロイトトンボ♂)

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尚、7月中旬の増水で大池の浮遊藻等が池辺に打ち上げられた。池の中には水草、藻屑がほとんどなくなり、クロイトトンボの姿も見られなくなった。

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