ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus
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ホソミオツネントンボ♂(大池)150423
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アオイトトンボ科 Family Lestidae
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ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus
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1.観察日と場所
150423−150620(3回) 大池、小池周辺 および 田圃
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2.説明
日本には成虫で越冬するトンボが3種類いるが、そのうちの一種。林の中で越冬する。南方系。
越冬後翌年初夏に交尾・産卵。次世代は6−8月に羽化。秋から冬に見られる未熟個体は褐色。4月頃まで林で過ごし成熟すると綺麗なブルーに変わる。
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3.雑記
150423には多数の成熟個体を確認、交尾も観察・記録した。しかし、多数観察できたのはこの日だけであとは少数。
150423の場合、大池、小池の水辺が雌雄出会いの場所になっていた。その後ほとんど見られなかったのが不思議。産卵行動、羽化後の未熟個体も観察できなかったので、産卵場所は大池からは少し離れた所ではないかという気がする。
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151010に小貝川河川敷の林で未熟個体を観察。河川敷林や、母子島クヌギ林などで越冬するものと思われる。
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18:31 2015/10/02
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