[= HOT NEWS ・ 歩行記録 = ] ・・ * 当調査情報は関係者と情報共有するためのもので公開目的ではありません。リンク、問合せは一切お断りいたします。
2015年 母子島で観察したトンボ

ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus


=TOP PAGE= 母子島のトンボ

.

ホソミオツネントンボ♂(大池)
ホソミオツネントンボ♂(大池)150423

ホソミオツネントンボ・交尾(小池)
ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus 交尾(小池)

アオイトトンボ科 Family Lestidae

.

ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus

.

1.観察日と場所

 150423−150620(3回) 大池、小池周辺 および 田圃

.

2.説明

日本には成虫で越冬するトンボが3種類いるが、そのうちの一種。林の中で越冬する。南方系。

越冬後翌年初夏に交尾・産卵。次世代は6−8月に羽化。秋から冬に見られる未熟個体は褐色。4月頃まで林で過ごし成熟すると綺麗なブルーに変わる。

.

3.雑記

150423には多数の成熟個体を確認、交尾も観察・記録した。しかし、多数観察できたのはこの日だけであとは少数。

150423の場合、大池、小池の水辺が雌雄出会いの場所になっていた。その後ほとんど見られなかったのが不思議。産卵行動、羽化後の未熟個体も観察できなかったので、産卵場所は大池からは少し離れた所ではないかという気がする。

.

151010に小貝川河川敷の林で未熟個体を観察。河川敷林や、母子島クヌギ林などで越冬するものと思われる。

.

18:31 2015/10/02

.

=TOP PAGE= 母子島のトンボ


(C)2015 Tomoyuki Mochida , All Rights Reserved. ( <Email> jap@n.email.ne.jp )