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2015年 母子島で観察したトンボ

ハグロトンボ Atrocalopteryx atrata


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ハグロトンボ♂(大池・出口の水路・溜り)

カワトンボ科 Family Calopterygidae

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ハグロトンボ Atrocalopteryx atrata

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1.観察日と場所

 150517−150930(多数回) 樹林地 および 用水路付近

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2.説明

母子島を代表する流水系のトンボ。多数生息する。♂♀ともに似ているが♂は腹部がメタリックな緑、♀は赤褐色。

ハグロトンボ産卵(用水路) ハグロトンボ♂同士の縄張り争い(用水路)
左:ハグロトンボ産卵(用水路) と 右: ♂同士の縄張り争い(用水路)
未熟個体は夏の間、樹林地木陰や草陰に群れを成している。8月下旬から水辺に目立つようになり、特に用水路で活発な繁殖行動が見られた。

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3.雑記

ハグロトンボは一定の条件の整った流水に生息するが、近年生息域は減少している。母子島では個体数も多くじっくり観察できる。

少し残念なのは交尾が撮れなかったこと。

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河川改修をすると激減するという。用水路の環境が保たれることが望まれる。

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18:31 2015/10/02

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