釣行記

釣行日 2005年8月6日
お天気 曇のち雨
同行者 3人


実に久しぶりのオフを楽しんだ。おff掲示板でミニオフ開催の話題が出ると、懐かしいメンバーから参加希望の手が挙がる。 木曽へは今年2回目、前回釣行では爆釣と言って良い釣りを楽しめた。全く擦れていないネイティブの楽園。毎年、数度は 確認釣行に行っているが、魚影の濃さは変わらない。

前夜の木曽路は熱帯夜。23時の気温が27℃、この地域ではかなり暑い夜のはずだ。木曽川の支流沿いに続く道を山側にそれても なお、気温は下がることなくムッとする熱気が漂っている。
明日の天気が心配だ。この時期の週間天気予報は当てにならない事が多い。それに、近頃は午後からの局所的な雷雨も多く、 午前中に晴れていてもあっと言う間に雨雲が広がってザッと雨になる。この雨は瞬時に清流を濁流へと変えてしまう。
ヒノキの森 月明かりのない林道入り口、目の前の闇はどこまで続いているのか見当がつかない。しばらくその闇の中でじっと していると、辺りの様子がうっすらと感じ取れるようなってくるから不思議だ。ただ、闇に慣れることはなく、 深い闇は次から次へと恐怖を運んでくる。臆病で小さな自分を思い知らされるひと時である。

湿気を含んだ重たい空気が肌にまとわり付く。エアコンを切ると寝苦しくなりそうだ。 今回はエアーマットを用意している。バルブを開けると勝手に膨らんでいくタイプのヤツだ。低反発を得るためにバルブを開けているので、寝返りを打つたびにシューとエアーが抜ける音がする。 間もなく心地良い眠りに就く。
2時間ほど眠っただろうか、車窓から漏れる強い光で目が醒めた。隣にくろさんの車が停まっている。そこへ、下流で休んでいた 白瀧さんも合流。白瀧さんとは数年ぶりの再開となる。くろさんとも1年ぶりだが、おff掲示板で時折り会話を交わしているせいか 、数年ぶりのブランクは感じない。
翌朝、目が醒めると1Qさん、つるさんも到着していた。ほどなくまーきんさん、takagakiさんも合流してメンバー全員が 揃う。1Qさんをはじめ数人のメンバーは直ぐに釣り支度を開始。その動きに全く付いて行けない寝起きが悪い自分。(^^;

のんびりと朝食をとりながら他のメンバーとまったりした時間を過ごす。1時間ほどしてからようやく出発の支度が整う。 一足先に出発して本流を釣っている1Qさんと合流し沢割り。本流組と支流組み4人ずつに分かれることに。
支流組みはそこからさらに数キロ進み支流出合いへ。本流はかなり渇水状態。やはりこの時期の釣りは厳しい。 支流の水量もかなり少ない事が予想されるが、先行者さえいなければ全員ツ抜けは確実と安易に考えていた。
イワナ
支流の釣り 高巻きして支流を見渡すと、やはり渓は渇水。前回の釣りから1ヶ月、また渓相が変わっている。年々深刻になる 天候不順、この地域でもそれは大水となって暴れているようだ。支流への入り口に今日の釣果を占うポイントがある。 まずはつるさんに探ってもらうが反応なし。渇水はしているものの反応が無かった事はないポイントだけに、小さな 不安。

その不安も直ぐに一蹴。ちいさな個体ながら綺麗な居付きイワナを釣り上げるつるさん。とても満足げに記念写真を とっている姿を見て、ほっと胸を撫で下ろす。その後、時間は掛かったがメンバー全員に待望の釣果。人馴れして いないイワナのゆっくり合わせに耐え切れずバラすシーンもあり和やかムード。イワナの楽園、そんな言葉がぴったりな渓。 渇水で苦戦はしているが、やはり魚影は半端じゃなく濃い。
しばらくは渓も開け好ポイントが続くが、渇水に苦戦を強いられる。。ポイント移動の際に足元から走る良型に 苦笑しつつも、時折り釣れてしまうキーホルダーサイズのイワナに、つるさんがたまらず雄叫びを上げる。(^^; いつも25cmオーバーの良型が泳ぐ淵も大水で消失。付近の地形は水で削られ大きく崩れている。こんな穏やかな渓 が荒れ狂う姿が、どうしても想像出来ない。

順調とは言えないが徐々に釣果は伸びている。トップ賞は白瀧さん。序盤、一人ボーズに苦しんだものの 中盤から盛り返しバンバン良型を上げている。それほどの好ポイントではないと思える所からも良型を抜く運強さは、 白瀧さんの釣技なのかもしれない。お見事である。

渓は源流部へと近づき、どんどんブッシュが迫ってくる。ライントラブルに泣く頻度が上がるが、腕の確かな メンバー、そんな環境にも負けずにポイントを狙う。第2部開始から2時間、とうとう7/9の釣行で到達した最源流に 到着する。
最源流 ここが新たな最源流部
最源流と思っていた淵。その先のブッシュへ分け入ると、また渓が開けた。どこまで続くのか、どこまでイワナ がいるのか興味が沸く。 行き詰ってはブッシュを掻き分けて進む事を繰り返し、とうとう水はちょろちょろに。しかも濃厚なブッシュに 遮られ、今度ばかりは進めそうにない。 すぐ先はもう源頭部。ブッシュの切り立った狭い渓から小さな空が見える。

記念撮影をして渓通しに引き返す。何とかお天気ももってくれている。 脱渓は12時、ちょうどお昼の時間だ。行動食はとっているものの、かなりの空腹を感じる。車止めまで戻って 昼支度を始める。
本流組みもまずまずの釣果に恵まれたとのこと。大物キラーのtakagakiさんの尺アマゴを筆頭に数本の良型。 (このアマゴは夜の宴会で骨まで余すところなくいただきました。特に刺身は最高!)

お昼は田村@香川のうどん粉で打ったうどんを用意している。切れるような冷たさの渓水でしめたうどん、 一度食べてみたかった。1.4kgのうどんはあっと言う間に完食。思った通り、渓水でしめたうどんはモチモチ度が 格段にアップ。めちゃ旨い。夏が終わる前に中房の力水でもうどんを試してみたい。ん〜楽しみだ。(^^)
最後のうどんを茹でている頃からお天気が急変。空は重たい色の雲に覆われている。間もなくポツリと降り出した雨、 一旦は小康状態になったものの、午後から釣りへ出かけたメンバーは再び息を吹き返した夕立に直撃。車の中で昼寝して いた自分、特大の雷鳴と激しい風雨で目が醒めた。これを源流部で食らったらと思うとゾッとする。

夕立の後は夜の宴会。豊富な食材はいつもの通り、焼肉、茹でタコ、珍味ではくろさんお手製のヤマメ一夜干し、 そしてデザートのメロンまで、ダイエット中なら狂ってしまいそうなフルコース。どの食材も最高に旨い! 特にヤマメの一夜星は感動的な旨さ。良いサイズのヤマメが釣れたら、ぜひ一夜干し作りにチャレンジしたい。
世も更け、ぐんぐんと気温が下がる。昨夜の夜が嘘のように白い吐息が漏れるほど。七輪がなければじっとして いるのが辛いだろう。

大自然の中で仲間と過ごす夜。やっぱりオフは楽しい。(^^)
参加されたみなさん、本当にお疲れ様でした。