釣行記

釣行日 2002年3月21日
お天気 曇りのち雨
入渓人数 2人


今年こそテンカラデビューをしてもらおうと、嫁さんを釣れて南信のお気楽な 渓へ出掛けた。 もともと運動音痴な彼女にいきなり釣りを教えるのは難しそうなので(^^;、まずは 渓歩き、山の空気に慣れれてもらうのが目的。
なんて事も理由のひとつだが、実は、先日新調したテンカラ竿を早く試したい気持ち がほとんどだったりする。(^^;;;
渓相 雪シロが無いばかりか超渇水の渓 休み前にはピーカン続きだったお天気も、連休に入り崩れだした。 まぁいつものパターンなのだが、もしかしてのテンカラ初釣果?を期待していた僕に とっては大事件と言うか、メッチャがっくりなのである。
i-モード天気予報によれば、15時以降が雨になる予報。 これなら2時間くらいは釣りになる!と判断し、嫁さんを連れて一路南信へ高速を 飛ばす。 ICを降りてコンビニで買出しを済ませしばらく走っていると、第六感が訴えかけて いることに気が付く。ん?と思い、無意識にデジカメのカードスロットを開けてみる。 何と、CFが入ってない!ガ〜ン
高速IC近くの電気屋まで戻れば20分のロス。 崩れかけているお天気を考えると、このロスは致命傷になりかねない。(^^;
しかし、デジカメがなければ万一尺アマゴが掛かった際に証拠写真が撮れない。 要らぬ心配ではあるが、やはりここは大事をとってCF調達のため引き返す事にした。
電気屋までは意外にも10分少々にて到着。 早速CFを購入し、再び目的の渓へ向けて出発。 余談だが、CFをはじめこの手のメモリー類は何時の間にかメッチャお手頃価格になって いてびっくり。 1年前に64MBを購入した際には、高いもので15K、安いものでも10Kはしていたのに、 今回購入したのは4K弱だ。 128MBを買っても8Kだから驚いてしまう。
と言う訳で、大きな出費にならずにホッとした瞬間であった。(^^;

目的の渓に到着したのは家を出発してから2時間強。 ポツポツと降出している雨を気にしながら、車止めから入渓点までの1kmを歩く。 こうして嫁さんと2人で歩く渓は5年振りくらいだろうか。
毎日駅から自宅までの1.5kmを歩いている彼女は、さすがにペースが速く息も乱れて いない。 それにひきかえ、日々のサラリーマン生活と復活した喫煙のせいで500mも歩くと すっかり息が上がっている自分がとても対照的で情けない。(^^;
アマゴ 15cmくらいのチビアマゴ 入渓点に立ち、あまりの渇水状態にびっくり。 ほとんど水がないのだ。水温はやや低めの8℃。 3月にこの渓を釣るのは初めてなので、渓の様子が全く想像できなかった。 林道を走っている際にも雪渓は見当たらなかった。 この渓に雪シロはないのか、それとも、雪が少なかった今年、たまたまこのように 渇水しているだけなのだろうか。

新調した竿にラインを結び、素振りをしてみる。 3.3mの竿は僕にとって重いと言う印象が強かったのだが、この竿は意外にも持ち重り せず、まるで3mの竿を振っているかのよう。 いつもは持て余すロングラインをいとも簡単に飛ばせる。 昨年、新潟での源流釣行で流してしまったRYOBIの3.3mも素晴らしい竿だったが、この 竿も自分に合っているようだ。
お気に入りの竿に限って短命な事が多いので(^^;、落とさないように気をつけなきゃ。

前回入渓時にチビアマゴの反応が活発だったポイントを探ってみるが、どのポイントも 静まり返っている。 ちょっとしたトロ場で「う」が群れ泳いでいる姿も見られない。 結局、1.5時間の区間でただ1度の反応を感じられないまま、車止めに到着してしまった。
雨は相変わらずポツポツ程度だが、いつ本降りになるか分からないような空色をしている。 あと1時間....と思い、禁断のブドウを手に支流へ入渓。 本流では反応がないばかりか、大淵以外では魚影すら見えない状態だった。 餌でも釣れなければ、テンカラでのボーズにも納得がいく。(^^;
支流の水量も少ないものの、所々に小淵が形成され渓相は抜群に良い。 仕掛け巻きに残った先日の駒ヶ根釣行時の仕掛けにブドウを通し、すぐ目の前の 小淵へそっと落とす。 間髪いれずに魚信が伝わる。 上がったのは15cmほどの綺麗なアマゴ。
これは大ショックだ。(^^; テンカラでは反応すらなかった渓でも、餌ではいきなりアマゴが釣れる。
これはまぐれかもしれない。そう思い直して5m先にある次のポイントを探る。 ところが、また直ぐに”ビクビク〜”と魚信。 うぁ〜 やっぱり餌だと釣れちゃうんだ〜(@@)
今度のアマゴは20cmの幅広で実に美しい。 この魚に会うためなら、たとえ餌であっても....ん〜イカン イカン!
アマゴ 20cmの幅広美人

これもただのまぐれに過ぎない。 次のポイントで釣れたら、やっぱり僕はへぼテンカラ師と言う事だ。 移動している途中で、雨は本降りになってきた。 藪の中を釣っていたので、雨の降り始めに気が付かなかったようだ。
雨で霞むポイントへ、恐る恐る餌を入れると....”ギャァ〜”また釣れた〜(T_T)
やっぱり、餌だと釣れるんだ。(^^; 本流の魚も、大きな淵でお休みしているのだろう。この季節、まだ瀬には出ていない と言うことだ。(と、勝手に解釈^^;)

その後、雨に煙る渓でびしょ濡れになりながらもさらに2匹のアマゴを追加して納竿 した。
途中、動物の屍骸跡を2つ目撃した。どちらもシロっぽい毛色の動物で、大きな骨と毛が 一面に散乱しており、とても気味の悪い光景だった。 暖冬の今年、熊が冬眠から覚めるのも早いのではないだろうか。もしかしたら、穴から 這い出た熊のおめざ(^^;になってしまった気の毒な動物かもしれない。 お〜 コワ〜。

車止めまでは渓を下って10分足らず。 時間的に沢釣りの時間は30分ほどだろうか。
雨は視界を遮るほどの勢いで地面を叩きつけている。 デリカのリアハッチを開けると大きな雨避けになるのでメッチャ便利。 サイドのスライドドアを開けたままでも、車内にはそれほど雨が吹きこまない。 こんな雨の日でも心地よく着替えを済ます事ができるのは、本当に有り難いことだ。
テンカラでの初釣果はまたお預けになってしまったものの、久しぶりに嫁さんとの釣り を楽しむことができた。
今年は、のんびりと2人で釣りにでかける機会が増やそうと思う。 嫁さんを釣りに引き込めば、もう怖いものは何もない。
道具の調達も、時間の調整も、全て丸く収まるのだ。( ̄ー ̄)フッ
それに、のんびりと夫婦で渓に立つのも悪くない気がしてきた。 危険な沢へは行かず、近場のテンカラ釣り場で森林浴をするような 釣りも悪くない。
もう少し暖かくなったら、木曽にでも出掛けたいな。
駒ケ岳SA 駒ケ岳SAでお昼寝

無事に高速まで戻ったところで強烈な睡魔に襲われる。 最近、1〜2時間車の運転をしていると眠たくなってしまう。 歳のせいなのか、どうも体力と気力がない。(^^;
駒ケ岳SAへ寄り、仮眠するつもりが2時間も眠ってしまった。 辺りはもう真っ暗。SAのレストランで軽く食事をとり、雨の高速を北に向かった。

お花見が一段落する頃には、もうどの渓もテンカラの季節を迎えているだろう。 今年の釣りは、結構長く楽しめそうだ。