戻る

紀要 「遊戯史研究」 内容

第1号(1989年11月発行)
 発刊の辞熱田公
海外からの祝辞 −遊戯史学会発足に寄せてアービング・フィンケル
同上ヨアヒム・ペッオルト
同上ジョージ・A・ディーン
同上マンフレッド・エデール
中世・遊女・遊戯史 −遊戯史のあらたなる可能性をめぐって網野喜彦
海のシルクロード −トランプの伝来とかるたの歴史江橋崇
スクリャービン性 −神の遊戯としての造形音楽上野智史
中世における土地処分権考察の一視点 −双六賭け物に関する事例より増川宏一
<書評>増川宏一「賭博の日本史」藤原清隆
 
第2号(1990年10月発行)
 設立の呼びかけ(再掲)役員名附記
第三回総会メッセージE・クレンゲル
竹馬の歩み村井文彦
持ち駒使用の始まり木村義徳
大橋家文書解説(一)御城碁増川宏一
研究ノート・回り将棋について酒井知幸
書評と紹介・遠藤欣一郎「玩具の系譜」「続玩具の系譜」
 
第3号(1991年10月発行)
 第三回総会メッセージエクベルト・マイセンブルグ
古代遊戯盤の遊戯法 −ウルのゲームについて−アーヴィング・フィンケル
「證果増進之図」論 −初期絵双六に関する一考察−増川宏一
中国古代の遊戯「六博」について小泉信吾
ウジャン・オミ −南スラウェンのカルタ遊び伊藤眞
書評と紹介・財団法人余暇開発センター「レジャー白書’91」
Q&A 徳川家康は囲碁を愛好していたか 本因坊は家康の囲碁の師匠か
 
第4号(1992年10月発行)
 第四回総会メッセージロビー・チャールズ・ベル
チェスはどこで、どのようにして生まれたかマムフレッド・エデル
特集・最近の出土品より見た遊戯具について
 1)大阪城跡の将棋駒大阪城跡発掘調査事務所
 2)大阪城城下町出土駒南秀雄
 3)大阪城跡から見つかっている碁石と駒石宮本佐知子
 4)平安京出土のサイコロについて伊藤近富
報告・C.C.I.第五回総会増川宏一
書評と紹介「詰棋めいと」第13号
Q&A 徳川家康の棋力は?
 
第5号(1993年11月発行)
 「普通唱導集」の将棋関係記事について佐伯真一
「参詣曼荼羅研究」序章のためのスケッチ(1)西山克
資料紹介、領内・博打の顛末北村六合光
報告1 ゲームの探訪 −中国領シルクロードを中心に−増川宏一
報告2 エストニア優勝 第三回連珠世界選手権大会澤井敏郎
報告3 遊戯史学会第五回例会酒井知幸
書評と紹介・財団法人余暇開発センター「レジャー白書’93」
 
第6号(1994年10月発行)
 双六の局面孝草場純
将棋伝来についての一試論清水康二
96(くじゅろく)の謎 −愛媛で幻のカードゲーム発見三好正好
同上 解説江橋崇
文化文政時代の幕府碁方四家の「暗闘」について大澤永弘
正倉院蔵木画紫檀碁局について増川宏一
 
第7号(1995年10月発行)
 第七回総会メッセージギュンター・バウアー
花札の歴史江橋崇
アメリカの公営カジノの歴史およびゲームの移り変わり谷岡一郎
幕末の囲碁研究会「三之日会」と「四之日会」について
第7回例会報告(手本引の説明)増川宏一
 
第8号(1996年10月発行)
 麻雀概史浅見了
花札の歴史(二)江橋崇
大橋家文書(二)延宝二年断簡 釈文監修熱田公
同上 解説増川宏一
韓国囲碁略史および韓国囲碁略年表権庚彦
高校生へのゲームに関するアンケートについて酒井知幸
 
第9号(1997年10月発行)
 チェス史再構築の一段階増川宏一
花札の歴史(三・完)江橋崇
麻雀牌の三元牌と花牌稲福繁
麻雀の花牌に関する考察メモ江橋崇
浮世絵に描かれた「囲碁図」の考察水口藤雄
資料紹介・天保年間の「囲碁技術」と「日本国十囲碁初段以上姓名順」中田敬三
 
第10号(1998年10月発行)
 権田保之助の思想史研究序説鈴木康史
連珠史概論坂田吾朗
藤原右京三条三坊東北坪出土の碁石竹田政敬
特集1.中国遊戯調査団報告中裕史、薬師寺春雄、江橋崇、清水康二、増川宏一
特集2.遊戯史研究と歴史学−最新の成果を踏まえて−
(創立10周年記念シンポジウム報告)
網野善彦、江橋崇、増川宏一、草場純、麻国鈞
名古屋例会報告
 
第11号(1999年10月発行)
 将棋の進化論的変遷−平安将棋のコンピュータ解析飯田弘之
連珠史概論(2)坂田吾朗
麻雀概史(下)浅見了
かるた史研究の意義と最新の報告(創立10周年記念シンポジウム報告)江橋崇
緬甸将棋(シットゥイン)の文献と現状
岡野伸
 
第12号(2000年10月発行)
 美術工芸品としてのチェス駒増川宏一
日本のカルタ史におけるブロンホフの功績江橋崇
「研究ノート」明末清初の馬掉牌について竹崎栄里
「資料紹介」寛政期の目明し半平北村六合光
「資料紹介」龍門石窟に刻まれた遊戯盤清水康二・宮原晋一
 
第13号(2001年10月発行)
 ユンノリに起源説にみる韓国のナショナリズム劉卿美
棊の字の用法の変遷について大澤永弘
明末における文人と馬掉牌について竹崎栄里
アミューズメント産業研究所の意義と役割谷岡一郎
「資料紹介」リーベ・フェアベーク「ブル・低地マヤ族のパトリゲーム」増川宏一
 
第14号(2002年10月発行)
 後鳥羽院と将棋−鎌倉時代の駒落ち将棋のことなど−佐伯真一
秦漢帝国時代における囲碁の普及発展の様相大澤永弘
双六盤の変遷について湯原勝美
宗代象棋駒とその性格清水康二・宮原晋一
資料紹介「戸内遊戯法」横山恵一
 
第15号(2003年10月発行)
 追悼 熱田公先生中田陽子他
熱田公先生 略年譜
熱田公先生 略著作目録
資料紹介 大橋家文書(三)「拝領地留記」増川宏一
高校生へのゲームに関するアンケート(第二回)酒井知幸
 
第16号(2004年10月発行)
 王将本来説私見曽倉岑
季節感と遊び−花札三輪正胤
吉海直人教授の始源と現在
−論文『花かるたの始源と現在』への疑問
江橋崇
資料紹介 R.ヴァサンタ「最も初期のゲームの駒の研究」増川宏一
 
第17号(2005年10月発行)
 琉球列島における中近世の盤上遊具について上原静
六博の変遷と地域性清水康二
ユンノリのさいころについて劉卿美
「投扇興」あるいは「投げ扇」と呼ばれる遊びについて高橋浩徳
資料紹介(一) R.カルボ「ヨーロッパ最古のチェス駒か?」田中規之
資料紹介(二) 「芸術と文化の季刊誌「P」第13号」増川宏一
 
第18号(2006年10月発行)
 競技かるたの歴史とその精神性津久井勤
旧楚地における六博の変遷 −漆器の生産地に着目して鈴木直美
「完本 本因坊丈和全集」による丈和伝の修正(上)大澤永弘
盤上遊戯史に関する二つの小論
 −古代イランのゲーム盤とイスラーム型チェス盤について−
田中規之
ドイツ人を中心とした中将棋団体小俣光夫、岡野伸
 
第19号(2007年11月発行)
 将棋の起源 −二人制か四人制か−増川宏一
「完本 本因坊丈和全集」による丈和伝の修正(下)大澤永弘
報告一「韓国遊戯瞥見録」清水康二
報告ニ「現在のおけるゲーム文化の交流について」草場純
資料紹介 「大橋家文書」より増川宏一
 
第20号(2008年11月発行)
 巻頭言 創刊20号の刊行に際して増川宏一
海外からの祝辞
記録に見る初代本因坊増川宏一
日本伝統遊戯の現状高橋浩徳
高校生へのゲームに関するアンケート(第3回)酒井知幸
 
第21号(2009年11月発行)
 幕末期関東村落における博徒集団と地域社会−武蔵国多摩郡・入間郡の事例を中心に高尾善希
絵双六考(一)「新販女庭訓振分双六」−幕末期の女性、その多様な生き方桝田静代
ボクシングはなぜ合法化されたか−英国スポーツの近代化と刑法松井良明
資料紹介 Ancient Board Games in Perspective増川宏一
報告一 高校生への将棋授業西條耕一
報告二 WMSG北京レポート−チェッカー・ドラフツ競技に参加して小俣光夫
 
第22号(2010年11月発行)
 中国骨牌の歴史と遊び伊藤拓馬
絵双六考(二)その表現と構造を曼陀羅的世界に見る −浄土双六から一般的な絵双六まで桝田静代
大橋家文書(五)−「酒乱の戒め」他増川宏一
資料紹介 Alfons X. "der Weise" Das Buch der Spiele増川宏一
 
第23号(2011年11月発行)
 バリ島の遊戯と流血の概念石井浩一
日本将棋連盟の歴史と現状西條耕一
研究ノート 「米国で初披露された将棋」について −1860年6月15日、フィラデルフィア 布施田哲也
資料紹介 ザイエット博士の『ハルシャチャリタ』解釈田中規之
資料紹介 出雲市高浜I遺跡出土の将棋盤および駒増川宏一

バックナンバーは一部の公立図書館や大学図書館などで閲覧できます。 所在や所蔵をご希望の方はメールでお問い合わせ下さい。 必ず内容に「遊戯史研究」について希望の旨お書き下さい。

ここをクリックするとメールが送れます。


戻る