種類別ゲーム紹介


お座敷ゲーム・お座敷遊び

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お座敷ゲームとは
「酒席のゲーム、お座敷ゲーム」で1ページ よく日本の伝統ゲームである投扇興やをお座敷ゲームだと思っている人を見ます。 お座敷ゲームの定義を「宴会の席で芸者などと遊ぶ時に行うゲーム」と定義すれば、ある程度当たっているかも知れませんが、 これはあくまで現在の話です。 現在、これらのゲームが遊ばれているのがお座敷ということです。 しかし、それをお座敷ゲームと言えば、普通の人は元々花柳界や遊女の遊びであったように思ってしまうでしょう。
 このサイトでは、日本の伝統ゲームを紹介していますが、では一方、お座敷ゲームというのはどういったものがあるか。 それを紹介し、他の伝統ゲームはお座敷ゲームではないことを知って戴きたいと思います。
 お座敷ゲームの基本は 遊興が一、勝ち負けは二の次です。ついでに言えば 酒を飲む。 色っぽい。しかし度を越さないこと、ということになるでしょうか。

様々なお座敷遊び

おひらきさん
1.向き合って立つ。
2.じゃんけんをし、負けた方は少し足を開く。
3.2を連続で行う。倒れたら負け。 
おまわりさん
1.中央に太鼓を置いて向き合う。
2.じゃんけんをし、勝った方は「おまわりなさい」と言いながら太鼓を叩く。負けた方はそれに合わせて一回転する。
3.2を連続で行う。酒が一層廻る。
金比羅船々(こんぴらふねふね)
 向かい合って座り、真ん中に徳利の袴を伏せておく。 徳島県民謡、金比羅船々に併せて交互に中央に手を出し、袴を取ったり置いたりする。 出す手の形に決まりがあり先に間違えた方が負け。
蒸気波の上
 男女が歌に合わせて交互に上になったり下になったりする。 
そらきゅう
 底が平らでなく、先の尖った盃。下に置けないので、注がれると飲むしかない。
達磨杯(だるまはい)
 底が平らでなく、先の尖った盃。下に置けないので、注がれると飲むしかない。
虎拳(とらけん)
 屏風の両側に立ち、和唐内、虎、母親のどれかの形を作り、屏風の陰から出て勝負する。→虎拳
花拳(はなけん)
  杯が複数個あり、一つだけ花の模様が描かれている。 杯をすべて伏せ、良く交ぜてからひとつずつめくる。 花模様が出たところで終わり。それまでにめくった杯で酒を飲む。 なかなか出ないとたくさん飲まなければならない。
可杯(べくはい)
 穴のあいた盃。下に置けないので、注がれると飲むしかない。


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