落語の部屋


私の演芸日記(1998年3月)

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●3月2日 立川流日暮里寄席(日暮里サニーホール)  変わったサゲを三つ聴きました。 笑志さんの「千早振る」  「で、さいごの【とは】ってえのは何なんですか。」  「それはな。」  「おっと、千早の本名ってのはなしですぜ。」  「う、う〜ん。」  「どうです。とは〜って言いながら井戸に落ちてったというのは。」  「うん、それにしよう。」 談幸さんの「子ほめ」  「お七夜とはお若い。」  「お七夜で若けりゃいったいいくつなんだ。#  「赤ん坊だからオムツ夜でございます。」 志らくさんの「薮入り」  「叱られたので泣いてるんじゃないや。お父っつぁんが  よそよそしいんだもん。」  「お父っつぁんがよそよそしい?あ、おまえが鼠だから  お父っつぁん、猫被ってた。」
●3月6日 快楽亭ブラック毒演会(お江戸日本橋亭)