落語の部屋


私の演芸日記(2006年12月)

戻る


12月21日(月)日暮里特選落語会(日暮里サニーホール)

立 川 松 幸 「蛙茶番」
三遊亭 吉 窓 「味噌蔵」
柳 亭 燕 路 「火事息子」
−−− 中入り −−−
三遊亭 吉 窓 「手紙無筆」
立 川 談 幸 「芝浜」
 メンバーが2人欠席のため、一人30分以上という長講連発の会でした。前座の松幸君がいきなり「蛙茶番」というのは驚きましたが、結構いい出来でさらに驚き。
 燕路師匠の「火事息子」も母親が出てきたところまでは泣けるような展開だったのですが、母親が感極まったところで何度も手拭で目を拭いて…多分、自分も泣けてしまったようなのですが、やはり落語としては本人が泣いては興醒め。
 トリの談幸師匠の「芝浜」。科白が早いの何の。重厚な人情噺でなく、スピーディーでグングン引き摺られ何も考えさせてくれずの45分、酔わせてもらいました。今年の聞き納めにしたいくらいの「芝浜」でした。

戻る