落語の部屋


私の演芸日記(2005年8月)

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8月2日(火)立川流日暮里寄席(日暮里サニーホール)

志遊
立 川 松 幸 「道具屋」
土橋亭 里う馬 「のめる」
立 川 談之助 漫談
−−− 中入り −−−
立 川 志 雲 「まんじゅうこわい」
立 川 龍 志 「紙入れ」
立 川 談 幸 「船徳」

8月3日(水)立川流日暮里寄席(日暮里サニーホール)

立 川 三四楼 「牛ほめ」
立 川 談 幸 「手紙無筆」
 桂  文字助 漫談
立 川 談四楼 「三年目」
−−− 中入り −−−
立 川 談 修 「看板のピン」
立 川 談 慶 漫談+かっぽれ
立 川 ぜん馬 「竹の水仙」

 三四楼は快楽亭ブラッC改め立川談四楼門下で三四楼です。 他の4人は快楽亭ブラ房→立川吉幸(談幸門下)、 快楽亭ブラ談次→立川フラ談次(左談次門下)、 快楽亭ブラ汁→立川ブラB(志らく門下)、 快楽亭小ブラ房→名前未定(文字助門下) とそれぞれ再出発。

8月5日(金)さこみちよ・立川ぜん馬二人会(笹塚)

立 川 松 幸 「十徳」
さ こ みちよ  江戸小唄と都々逸
立 川 ぜん馬 「寛永三馬術・曲垣と度々平(下)」
−−− 中入り −−−
立 川 ぜん馬 「らくだ」
さ こ みちよ 「流行歌と不流行歌(はやりうたとはやらずうた)」

 笹塚のシアターが落語ブームに乗って落語会の会場にもすることになり、その第1弾がこの会。落語と歌の異色の取り合わせですが、夫婦2人会。中で「うまくいったらこれで全国回って稼ぐという自虐ネタ」がうけます。ぜん馬師匠の講談とみちよさんの三味線弾き語りを入れたので本寸法ではないもののバラエティーに富んだ楽しい会になりました。打ち上げは笹塚の日本海で午前様帰宅。

8月15日(月)8月中席夜の部(鈴本演芸場)

鏡味仙三郎社中  江戸太神楽
柳 家 さん光 「子ほめ」
ニューマリオネット  糸操り
柳 家 三太楼 「熊の皮」
柳 亭 市 馬 「山号寺号」
柳 家 小 菊  粋曲
古今亭 志ん輔 「火焔太鼓」
−−− 中入り −−−
昭和のいる・こいる  漫才
柳 家 さん  「へっつい幽霊」
権太楼・さん  寄席の踊り「深川」
柳 家 とし松  曲独楽
柳 家 権太楼 「佃祭」

 朝から「錯覚展(東京大学自然科学博物館)」「ギュスターヴ・モロー展(Bunkamura)」「江戸カラクリ独楽の世界(深川江戸資料館)」「富岡八幡宮」と回って最後がここ。落語ブームか、立ち見も出る盛況さ。疲れたのでさん光さんの「子ほめ」はこらえ切れず途中から意識無し。

8月26日(金)川柳高座五十年懺悔会(なかの芸能小劇場)

鈴々舎わか馬・川柳つくし  挨拶
川 柳 川 柳 「首や」
柳 亭 市 馬 「山号寺号」
川 柳 川 柳 「ジャズ息子」
−−− 中入り −−−
川柳・市馬・わか馬・つくし  歌謡ショウ
川 柳 川 柳  ラ・マラゲーニャ

 川柳川柳師匠の高座生活五十周年記念の会。 25年は歌っていたということで前半は落語、後半は歌の2本立て。 前半は普通に落語。 中入りでお祝いのメッセージを放送。きょう太郎、白鳥、鶴瓶、奥様。 後半はまず川柳(ギター&歌)、わか馬(ギター&歌)、つくし(ウクレレ) で、ポピュラー、叙情曲、ハワイアン、服部良一メロディ、古賀政男メロディ、 の数々。一番だけだったけど30曲はやったでしょうか。  さらに市馬師匠が加わって、懐メロオンパレード。いやもう市馬師匠の恥ずかし嬉しの表情がたまりません。人の幸せそうな顔というのは周囲を幸せにしますね。

8月27日(土)快楽亭一門会(お江戸広小路亭)

立 川 フラ談次 「小町」
立 川 吉 幸 「たらちね」
立 川 らくB 「野ざらし」
−−− 中入り −−−
快楽亭 ブラック 「文七ぶっとい」

 先月までは快楽亭一門会だった最終土曜の会は、今月から元ブラックの弟子による立川流前座勉強会として続けられることになった。今回は快楽亭一門会の最後兼立川流前座勉強会の第1回という曖昧な会。5人の弟子の内3人が出ているが、つまりは新師匠の意向により出るのを許された者とそうでない者がいるわけで、来月からもメンバーは不明とのこと。  マクラのギャグで「師匠と弟子の関係が債務者と債権者になった」というのが、笑うに笑えないがタイミングが良くて思わず笑ってしまう。  中入り後は今日が出納めのブラック師がリクエストに応えて一席。金が絡む話だったのは何かの因縁かな。

8月28日(日)甚五郎旅日記(池袋演芸場)

文左衛門・三太楼  おはなし
橘 家 文左衛門 「竹の水仙」
柳 家 三太楼 「三井の大黒」
−−− 中入り −−−
入船亭 扇 辰 「ねずみ」

 左甚五郎の話を三席集めた会。個人的に甚五郎ものは結構好きなので行って見ました。最初に3人でマクラ代わりにそれぞれの甚五郎像・名人像について語る予定だったのですが、扇辰師匠に連絡が行っていなかったようで、2人だけによる名人の話。が、途中から鉄っちゃんの三太楼師匠による鉄道の話になってしまい、これが本当の脱線状態。本題は全員無駄なマクラは無いものの長講3席。三者三様の甚五郎で楽しめました。  打ち上げは演芸場向かいの居酒屋。白鳥師匠まで乱入して賑やかなに11時半まで。 戻る