ゲームやおもちゃの美術館・博物館(近畿)


時雨殿(しぐれでん)

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 2006年に任天堂の山内会長が私財を投じて建設した百人一首がテーマの施設。 場所は京都市内から西北の嵐山。天竜寺や渡月橋から徒歩5分ぐらいのところ。 外見は大きな看板もなく、よくわからないが、近寄って見ると「時雨殿」の看板がある。入場料は大人800円。中は靴を脱いでとあるので、靴をロッカーに預けて入る。  最初の広間の前に時雨殿ナビなるものを受け取る。和風の切れに包まれたニンテンドーDSLITEである。最初の部屋は中央部の床が百分割されたスクリーンになっていて、ここでかるた取りができる。持っている時雨殿ナビに歌が表示され歌が歌われるので、床の中から該当のものを探すのである。見つけて画面をクリックすると取ったことになる。センサーで判断しているようだ。複数の人間がいても、異なる歌が表示されるので、取り合いになることはないそうである。  ゲーム時間は3分ほどか。終了すると、取った枚数と今遊んだ人間の中での順位が表示された。  それが終わると、今度は床一面に京都市の俯瞰写真が映し出される。適当な場所に立って時雨殿ナビのボタンをクリックすると、自分が立っている区画の拡大写真が表示されたり、観光施設が表示されたりする。  周囲には歌がかかれており、その前に立つと、朗読が聞こえる。

 次の部屋ではビデオゲーム。百人一首対戦と、簡単なクイズの2種。

 以上で1階は終了。2階に上がると大広間があり、中央に歌人の人形が展示してある。広間は入室禁止で、廊下から眺めるだけ。さまざまな昔の百人一首が展示してある。

 嵯峨嵐山駅から徒歩で約15分ほど。

 

 

 

 


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