歌舞伎の部屋


私の歌舞伎日記(2000年8月)

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八月納涼歌舞伎・第一部(歌舞伎座)

八月納涼歌舞伎・第二部(歌舞伎座)

八月納涼歌舞伎・第三部(歌舞伎座)


「愚図六」

 水谷龍二作の新作歌舞伎の初演。 江戸時代末期の侠客を描きます。
 庵原の六蔵(勘九郎)は力自慢で相撲は強いが頭は少し弱く通称患図六。 幼な馴染(橋之助)の「妻子の待つ田舎に帰れ」との忠告を聞き入れずに出入りに参加、 持ち前の馬鹿力で奮闘します。 9年後、4人の子分を持つ親分となった六蔵ですが、侠客にあこがれる息子が現状に満足しないため、 出入りに出さないことを条件に預けます。 しばらくして手紙から様子がおかしいことを察した六蔵、駆けつけてみると出入りの真最中。 再び馬鹿カでと息子の窮地を救います。出入りも勝利を収め帰ろうとした矢先、 一発の銃弾が六蔵に命中します。」
 幕が閉まった後、花道で一芝居があり、 ドンデン返しで八ッピーエンドとなります。 が、3階席の2列目以降は花道が見えません。 これは不公平だと思いました。


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