八月納涼歌舞伎・第二部(歌舞伎座)
八月納涼歌舞伎・第三部(歌舞伎座)
水谷龍二作の新作歌舞伎の初演。
江戸時代末期の侠客を描きます。
庵原の六蔵(勘九郎)は力自慢で相撲は強いが頭は少し弱く通称患図六。
幼な馴染(橋之助)の「妻子の待つ田舎に帰れ」との忠告を聞き入れずに出入りに参加、
持ち前の馬鹿力で奮闘します。
9年後、4人の子分を持つ親分となった六蔵ですが、侠客にあこがれる息子が現状に満足しないため、
出入りに出さないことを条件に預けます。
しばらくして手紙から様子がおかしいことを察した六蔵、駆けつけてみると出入りの真最中。
再び馬鹿カでと息子の窮地を救います。出入りも勝利を収め帰ろうとした矢先、
一発の銃弾が六蔵に命中します。」
幕が閉まった後、花道で一芝居があり、
ドンデン返しで八ッピーエンドとなります。
が、3階席の2列目以降は花道が見えません。
これは不公平だと思いました。