ゲーム紹介


闘茶

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名称闘茶(とうちゃ)
概要  闘茶(とうちゃ)は古い遊びで、簡単に言えばお茶を飲んで当てるものである。 銘柄を当てる難しいものから、 複数のお茶を飲んで同じものや違うものを当てるもの等、様々な種類があったようである。
 単なる遊びだったが、茶の湯の格式が高くなるにつれて作法などがうるさくなり、茶の入れ方の美しさだけが重きを置かれるようになり、遊びの心は失われていったようで、本道からは外れた遊びとして茶カブキ(茶香服などと標記される)というものに変わっていった。しかし、現在は茶カブキも、製茶業界などのイベントなどで行われる、茶を飲んで産地を当てる競技となり、元々の遊び方ではなくなっている。

古来の闘茶の様式を残している行事は、現在、群馬県吾妻郡中之条町白久保集落で2月に行われる「 白久保のお茶講」のみである。

 今は高貴な趣味のように思われている茶道も当初は単なる遊びだったわけである。
 闘茶は単純にはお茶の味を当てる遊びだが、様々な形がある。 ここでは本式の流儀でなく、単にお茶の味を当てる遊びとして紹介する。
 本来はそれ相応の茶と茶碗などを用いるのであろうが、 形式に拘らず普通にスーパーで売っているお茶と紙コップで良いと思う。 お茶も紅茶やウーロン茶を使用しても良いであろう。

準備するもの

  お茶、茶碗や紙コップ、紙、筆記用具

ゲームの進行

遊び方その1

1.お茶を3種類用意します。色に差が無い物を用意してください。
2.順番に一種類ずつ出します。
3.4番目として係の方で3種類のうちから一つを選び飲んでもらいます。
4.それが何番目のものと同じかを当ててもらいます。

遊び方その2

1.お茶を3種類用意します。色に差が無い物を用意してください。
2.2つを選び順番に一種類ずつ出します。
3.次に出さなかったものを含めて3種類を一つずつ飲んでもらいます。
4.それらが最初の何番目のものと同じか、また、どれが最初に飲まなかったものかを当ててもらいます。

遊び方その3

1.お茶を3種類用意します。色に差が無い物を用意してください。
2.順番に一種類ずつ出します。
3.この後、順番を変えてもう一回ずつ飲んでもらいます。
4.すべて終わってから4、5、6番目のものが、1、2、3番目のそれぞれどれかと同じかを当ててもらいます。

点数

  一つ当てる毎に1点です。

販売状況茶道具は専門店で入手可。


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