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安来拳(やすぎけん)
安来節に合わせて打つ拳。島根県安来市に伝わる。形は狐拳。 残念ながら現在は行われていない。
柳拳(やなぎけん)
(1)2人で行う口と手の拳。一方が口で特定の形を出せと言って拳を打ち、もう一方がそれを出してしまうと負けになる。
言葉は「出せ出せグー。」「出せ出せグッと出せ。」等がある。(2)3本勝負で行う拳。藤八拳より速度は遅い。ヨイヨイ拳、呼拳とも。
ヨイヨイ拳(よいよいけん)
柳拳(2)を参照。
横浜拳(よこはまけん)
明治の錦絵に見られる拳。歌と踊りに続けて拳を打つ。歌詞はチョンキナか?
吉原拳(よしわらけん)
歌と踊りの後に狐拳を打つ。
四谷拳(よつやけん)
慶応年間から明治初年にかけて流行。本拳を片拳で打つ。数の言い方に特徴がある。1を一石橋、2をリャンコロリン、3を三年坂、4を四谷とんび、5を極道面と言う。
世直し拳(よなおしけん)
歌と踊りの後に拳を打つ。福と豆まきと鬼の3すくみ。福は豆まきに勝ち、豆まきは鬼に勝ち、鬼は福に勝つ。歌詞は「こちしや世直し元日に。めでたくとった年男。ふくは内外にこにこと、鬼は外へと打ち豆に、ぱらぱら逃行にしの海。福はますます蔵入りも、よいよいよいふくふく、福々祝いましょ、御めでたや。」
呼拳(よびけん)
柳拳(2)を参照。