伝統ゲーム紹介


板かるた/下の句かるた「か」行

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板かるた/下の句かるた「か」行

かけしやか古ちかたむくかひなくからくれ
かけじや袖の
濡れもこそすれ
かこち顔なる
わが涙かな
かたむくまでの
月を見しかな
かひなく立たむ
名こそおしけれ
からくれないに
水くくるとは

きり立くだけて雲井雲かくれ雲の
きり立のぼる
秋の夕ぐれ
くだけて物を
思ふころかな
雲井にまがふ
沖津白波
雲かくれにし
夜半の月かな
雲のいづこに
月やどるらむ

けふ 九重けふ 限恋し恋ぞ恋に
けふ九重に
匂いぬるかな
けふを限りの
命ともがな
恋しかるへき
夜半の月かな
恋ぞつもりて
淵となりぬる
恋に朽ちなむ
名こそ惜しけれ

声きく衣かた衣ほす
声きくときぞ
秋はきにけり
衣かたしき
ひとりかも寝む
衣ほすてふ
天の香具山


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