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百人一首

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名称百人一首(ひゃくにんいっしゅ)・小倉百人一首(ひゃくにんいっしゅ)
概要  藤原定家が編纂した小倉百人一首を一首ごとに読み札と取り札を作ったもの。本来百人一首とは百人の人間の歌を一人一首ずつ集めた歌集のことであるが、この小倉百人一首があまりに有名であるため、通常百人一首といえば、小倉百人一首を指す。
 当初は歌集であり、これが札になったのは江戸時代、その札で遊ぶようになったのは江戸時代後期である。小倉百人一首が編纂された時代ですら鎌倉時代である。百人一首を十二単依を着て行い、昔を偲んだというようなイベントがニュースに出ることがあるが大きな間違いであり、誤解を招く元になるのでやめてもらいたいものである。
 取り札を床に広げ一人が読み札を読んでいき、その読み札を早く取った者がそれを取るのが一般的な「かるた取り」で、2組に分かれて遊ぶ源平や、みんなで銘々取り合うちらし等の遊び方がある。 そのほか、坊主めくり、色冠むべ山かるたなどの遊び方がある。
 川柳・狂歌ではよく「ひゃくにんしゅ」と呼ばれる。
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百人一首の遊び方

ちらし(取り)

 取り札をランダムに床に置き、競技者はそれを取り囲み、読み手が読んだものを早く取る。最も一般的なかるた取り。

源平(合戦)

 2組に分かれて取り合うもの。

坊主めくり

 詠み札を交ぜて伏せて置き、順番にめくっていく。男が出たらそのまま取り、坊主が出たら取った札を中央に出し、女性を出すと中央の札をもらえる。

競技かるた

 2人で25枚ずつの取り札を自分の前に置いて取り合うもの。20世紀初頭に始まった。これが百人一首の正しい遊び方のように思っている人間が多いが、遊び方の一つに過ぎず歴史も浅い。現在「全日本かるた協会」と「日本かるた院」の2つの団体がある。

むべ山かるた

色冠・青冠


百人一首の専門店

田村将軍堂
大石天狗堂
任天堂
・松井天狗堂(閉店)
・エンゼルトランプ

市販の小倉百人一首札

No.品名 価格メーカー内容
1 \157,500田村将軍堂
2 \134,400田村将軍堂手漉三椏和紙緑色金梨子地振り手包み貼。本漆塗純金蒔絵箱入り。
3 \126,000大石天狗堂光琳かるたの完全復刻版。裏紙は金箔を焼き付けた和紙。
4 \50,400桜楓社
5 \39,900大石天狗堂表面は完全復刻版と同じ、和紙による裏貼仕上げ。
6 \31,500任天堂裏紙は金箔紙。塗箱入り。終売。
7 \24,150田村将軍堂紫色越前和紙手包み貼、本箔金銀振。朱色金泥蒔絵房紐付木箱入り。
8 \22,050田村将軍堂緑色越前和紙手包み貼、本箔金銀振。真田紐付桐箱入り。
9

草書体・時雨(しぐれ)

\15,750大石天狗堂
10 \15,750任天堂裏紙は金箔紙。金襴織の高級布貼箱入り。終売。
11 \12,600任天堂裏紙は金箔紙。桐箱入り。終売。
12 \11,550田村将軍堂緑色越前和紙手包み貼、本箔金銀振。越前塗蒔絵紐付箱入り。
13 \8,400大石天狗堂
14 \7,875田村将軍堂縁は緑色。越前和紙手包み貼、本箔金銀振。手漉模様漉込み和紙箱入り。
15 \7,350任天堂裏紙は薄緑金角銀砂子。終売。
16

九重(ここのえ)

\6,825田村将軍堂縁は紫色。越前和紙手包み貼、本箔金銀振。和紙手貼箱入り。
17

舞楽(ぶがく)

\6,300大石天狗堂
18 \6,300任天堂裏紙は紫金角銀砂子。終売。
19 \5,775田村将軍堂縁は緑色。越前和紙手包み貼、本箔銀振。
20 \5,250大石天狗堂
21 \5,250任天堂裏紙薄緑銀砂子。終売。
22 \4,725任天堂裏紙は紫金銀印刷。終売。
23 \4,725田村将軍堂縁と裏は紫色。和紙手包み貼、本箔銀振。
24 \4,200田村将軍堂縁と裏は緑色。和紙手包み貼。
25

小倉百人一首

\3,150エンゼルトランプ
26 \2,835田村将軍堂縁と裏は紫。裏打切放し横塗。
27 \2,625任天堂縁と裏は緑。横(裁断面)塗。緑銀印刷。
28 \2,310田村将軍堂縁と裏は緑地。切放し横(裁断面)塗。
29 \1,785田村将軍堂縁と裏は緑。切放し。裁断面そのまま。
30 \1,575任天堂縁と裏は緑。切放し。裁断面そのまま。
31 \1,575 少し小さめの百人一首

   *価格は2010年のものです。
 *ご購入の相談に乗ります。多数の場合は割引も有ります。

  

  

  

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