伝統ゲーム紹介


がら札

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名称がら札(がらふだ)
概要  江戸時代に江戸で遊ばれた、絵が描かれた札と字や模様が書かれた棒を使った遊び。 総数は一説に140枚。7人または10人で遊ぶ。 棒を袋に入れて振り、この音ががらがらとなるので「がら札」 と呼ばれるようになったと言われている。
 くじの読み上げ方に特徴があり、札の名前そのものを言わず、地口で言ったり札の名前に関連する言葉を言ったりする。

遊び方

1.札を7人または10人で分ける。7人の時は一人20枚、10人の時は一人14枚となる。 札は下図のように自分の前に並べる。
2.各自100個の石を持つ。
3.140本の棒を袋に入れ、良く混ぜる。
4.一人が袋から棒を取り出して読む。
5.読まれた札を持っている者はその札を伏せる。
6.決まった形に札が伏せられると勝ちとなる。
7.袋には役の棒も入れてあり、これを引くと他の人から点数がもらえる。
8.途中で決まった場所が伏せられても他の人から点数がもらえる役がある。

札の並べ方

 
(20枚の場合1)(20枚の場合2)
 
(14枚の場合)

札の一覧と読み上げ方

販売状況もともと手製で販売品は無い。
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