鵞鳥のゲーム

●歴史

　詳しい由来は不明。16世紀にイタリアのメディチ家よりスペイン国王に贈られた記述があるが、 それが起源化はわかっていない。西欧諸国各国で発見されており、印刷技術の発達などで広まったと考えられる。
　フランスのランブイエ市には、このゲームの美術館があり、2,400枚のゲームが保管されている。
20世紀半ばまで売られていた。

●ゲーム盤

　外側から内側へ進み、63番目がゴールである。そのほか、下記のような特殊なマス目がある。

・鵞鳥の絵が描かれたマス目････次の鵞鳥の絵まで進む
・ 6番目のマス目････橋　、12に進む
・19番目のマス目････宿屋、2回休む
・31番目のマス目････井戸、他の駒が来るまで進めない
・42番目のマス目････迷路、39に戻る
・52番目のマス目････牢屋、他の駒が来るまで進めない
・58番目のマス目････死　、最初からやり直し

ゴールにはちょうどの目で入らなければならず、多いときはその分戻る。