伝統ゲーム紹介


チーパー

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名称チーパー、チィッパ
概要  大きさの異個なる4つのさいころを4つ用いる賭博遊戯。親がさいころを振り、子は自分の前に碁石を4個並べ予想をする。碁石は白が3個、黒が1個で、さいころを左から大きい順に並べたとして、自分の賭けるものを黒にする。例えば、2番目に小さいさいころに賭けるなら、右から2番目に黒い碁石を置く。
 出た目のうち、白い石に該当する3個の目を合計し、5で割った余りが自分の目となる。この目が2、3、4、5の時は子の勝ち、1の時は親の勝ちとなる。

子の張り方

 碁石を左からサイコロの大きい順に置き、賭け金をその前か後に置いて予想する。前の場合はすべてに後ろに置けば置いた位置のサイに張ったことになる。前の場合は2、3、4、5のどれがでても1倍、後ろに置いた場合はそのサイコロに当たった場合のみ、2と4は0.3倍、3と5は0.2倍の配当がある。

 例えば、白白黒白と置いて、サイコロが大きい順に3、5、6、1と出たとする。白い碁石を置いたサイコロは3、5、1だから合計9。5で割った余りは4である。黒石の3番目のサイコロが自分の張ったサイコロということになる。前に10点を置いた場合は10点の配当がある。後ろの場合は6に張ったことになるので、目が6でなければ負けとなる。


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