第9話 図書館とインターネット

が家の近くには町田図書館の分室があり、とても重宝している。ママも同居人も活字中毒なので、図書館が近くにあるのは大助かりだ。また、子供向けのお話し会(児童書を朗読してくれる会)が毎週開かれ、子供たちも楽しみにしている。絵本も毎週のように借りてくる。

分室にない本も頼めば中央図書館から取り寄せてくれるのがいい。図書館にない新刊書もリクエストすると購入してくれる。こちらは人気の本だとかなり待たされるが少しマイナーな本でも購入してくれるのが嬉しい。また、本が届くとハガキで通知してくれるのもすばらしいサービスだ。しかし、リクエストした本がすべて届くわけではない。購入するかしないかの判断基準がよく分からないところがある。単に忘れられているだけかもしれないが、、、

ゲーム立国の未来像 マックな人 2 インターネット中毒者の告白 ホームページ作っちゃった
ゲーム立国の未来像 マックな人 2 インターネット中毒者の告白 ホームページ作っちゃった

この本はちょうど昨日借りてきたもので、パソコンやインターネット関係が多かったので載せてみました。ゲーム立国の未来像はリクエストして3日位で届きました。きっと中央図書館から取り寄せてくれたのでしょう。インターネット中毒者の告白は1ヶ月位かな。こちらは本に読者ハガキと新刊書の案内チラシが挟まっていたので新規に購入してくれたようです。感謝、感謝。他の本は目に付いたので借りてきました。

マックな人の著者宅ではご主人(著者)を社長、奥さんを副社長と呼び合いお互いにフリーな仕事をMacを使って在宅でやっているようです(会社組織ではないそうです)。Macの苦労話やインターネットへの接続など、中々面白いです。ママも在宅で仕事がしたいと思っている今日この頃です。

書館と本の話しばかりになってしまったが、ここで書きたいのは図書館にある検索端末のことだ。これは、借りたい本が本館のどこにあるかとか、貸し出し中かどうかなどと本の名前や著者などから調べられていいのだが、大きな問題がある。それは、キーボードが「あいうえお」配列、それも左から右へ「あかさたな、、、」と並んでいる信じられない配列なのだ。つまり、こう並んでいる。


あかさたなはまやらわん
いきしちにひみ  り
うくすつぬふむゆる
えけせてねへめ  れ
おこそとのほもよろを
小学校で習う「あいうえお」表だって右端の行が「あいうえお」なのに、なんでこんな配列になっているんだ。とっても入力し難い。世間ではワープロやパソコンが普及しているというのに、なんで「あいうえお」?、それも変な並びで。信じられないユーザーインターフェースだ。昔お世話になった森永先生が、電話と電卓のキー配列が違うことを嘆かれた文章を書かれていたが、それ以上の使い難さだ。ちなみにメーカーは日立だった。

そんな事もあって、ママは図書館の方(司書さん)にインターネットで図書の検索とかリクエストを出せるようにしてくださいと勝手なお願いをしてしまった。WWWで図書館の本の検索できたら(とりあえず中を読むには図書館に足を運ぶとしても)どんなに便利だろう。ちょっと前に流れていたIBMのCMじゃないが、研究などで図書館を利用する人は全国の図書館がの蔵書がWWWで見れたら時間の節約になるだろうし、あっとおどろくような発見もできるかもしれない。

図書館の人には、きっと変な人だと思われただろうけど、まあいいや。何か言わないと世の中何にも変わらないもんね。インターネットはもっと、もっと便利・有意義に使えるんじゃないかと思う。

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M.Nakamura Feb 23,'97