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台湾へ行きタイワン (2008年6月)

今年は受験にも決着がついたので海外旅行に行くことにした。旦那は多忙なので母を誘った。当初、中国の大連を検討していたが、母の「もっと有名なところに行きたい」との希望で台湾に変更。子供達の学校行事を考慮して日程は6月中旬、台湾も梅雨かも知れないが、この時期しか留守にできない。旅行に合わせて携帯電話も海外でも使える機種に買い換えたがこの携帯については別途書きます。

パンフレットを集め、ネットで台湾ツアーを見比べる。安いツアーは10日前にならないと飛行機の便もホテルも決定しない。3泊程度の旅行ならば、飛行機の便もホテルも決まったツアーが計画を立てやすい。今回は午前便、ホテル指定のJTBのツアーにした。

70過ぎの母と一緒なので、個人行動は諦めて市内観光も参加し、自由日には現地開催の日帰りツアーもネットで申し込んでおいた。旦那と行く時は気持ち的に人任せだったが、今回は母との二人旅なので全て自分で調べ手配した。

台湾ナビなどのサイトを熟読し、旅行記なども情報もゲットし、必要な部分はコピペした。また、タクシーでの移動を前提にして、行きたい場所の台湾表記のカードを印刷して指差しして使った。こういった旅の準備でネットであれこれ調べる日々も楽しかった。

初日、いよいよ出発。前日までに留守番の男合宿組に大量の食品を準備した。いつもの貧乏旅行ならば成田までは京成スカイライナーだが、今回は町田駅からバスで成田7時40分集合を目指す。バスは荷物を持たずにすんで楽ちん。

航空会社はチャイナ・エアで、出発ゲートは一番端っこ。それでも飛行機の各座席に液晶画面が付ていた。3時間しか乗らないのだからあまり有り難みはなし。定刻に離陸して直ぐに食事。食事は予想通りだが、ビールなどを飲みながらリラックス。CAが台湾入国カードを配ってくれるので素早く記入。コレが無いと入国できないがCAはあんまり良く説明してくれない。一緒のツアーの若い子が入国に手間取り空港出発時間が遅れた。

台湾 バイク 台湾 行天宮

ホテルは松江路という日本の新橋のような(本当か?)ビジネス街にある。荷物を置いて早速、近くの行天宮に旅の安全を祈る。三国志の英雄を祭り、地元の人々が本当にお祈りしている神聖な場所でした。

その後、服飾品を扱う四平市場に行くが雨に降られる。母が気に入った傘があったのでコレを買うが、滞在中に雨はこの時だけ。しかもこの傘が帰国の際に最後までターンテーブルから出てこなくて焦った。屋台で買い食いなどしながらお土産を見る。前に行った上海よりかなり高い。

その後に士林夜市に地下鉄で繰り出す。屋根のある屋台の食べ物やが集まったエリアがある。屋台で地元の食べ物を食べてみたかったが強烈な匂いと量で食指は動かず。衣料品の店の多い地区に行く。地元の学生さんが多かった。

台湾 夜店 台湾 夜店

ここで迷ってしまい、大きなお寺の前に出た。屋台で縁起物の人形を売っている人が友人に似ていたので値切って2個購入。日本語は分からないと言われたが、地図を書いて駅を教えて貰う。

再び地下鉄で中山駅に戻る。中途半端なお腹の空き方だったので地元の人が行くと言う飲茶屋に行くが、隣は日本人のカップルだった。ビールと控えめに料理を頼んだが食べきれない。美味しいのに残念。初日から楽しめました。

2日目、日本と台湾との時差は1時間、通常の時間に目が覚めたので、朝食前に行天宮に散歩に行き、食べたら再び散歩して近くの小学校の登校風景などを眺める。左側通行でバイクの数が凄い、ここでは運転できない。

今日は台北一日観光だ。昨日空港から一緒だった五月蠅いおじさんグループとは離れて座った。忠烈祠で衛兵交代を見て、国立台湾民主紀念館、龍山寺、南大門、お茶セミナー、小籠包のお昼、故宮博物院と次々に廻る。6月の台湾は気温35度を超え、蒸し暑いので母の体調が心配だったが、元気に各所でお土産を購入していた。免税店はパスして4時半に解放された。

台湾 忠烈祠衛兵交代 台湾 龍山寺

すっかり乗り慣れたタクシーで古い問屋街の迪化街へいく。丁度町の広場で移動式の京劇をやっていたので見学。ここで乾物等のお土産を購入。その後にカルフールへ行く。日本と同じで高級スーパーだ。お土産用にドライマンゴ、茶等を山のように買った。この店は会員にならないと買えないらしいが、前のレジの人が親切にカードを貸してくれた。多分彼女のカードにポイントが貯まるんだろうけど。台湾の人は親切だった。

台湾 寺院のお供え物を売る屋台のおばちゃん 台湾 街角の京劇

3日目、たまたま台北から1時間ほどの平渓線で日本製の蒸気機関車CK124を走らせる日だったのでツアーで乗ってきました。むさ苦しい鉄道オタクと一緒かなと思ったが、若い女の子のグループとの同行でした。台湾へ日本人観光を呼ぶためのイベントで、ホームで小学生の合奏があり、ヨン様似のキャストと記念撮影など歓迎ムード一色。蒸気機関車の中では日本語の出来るボランティアのお爺さんがこの鉄道の由来などを説明してくれた。

台湾のSL CK124 台湾 十分大瀑布

汽車を降りて、十分大瀑布、九分を散策。九分では天燈(紙でできた熱気球)を飛ばして願い事をし、日本では中々できない経験を楽しみました。その後に台北に帰り、足裏マッサージ、地元のスーパ勝立生活百貨で激安お買い物、名物担仔麺を食べてこの日も十分満足。

台湾 十分 台湾 天燈飛ばし

4日目、帰国日ですが集合時間の12時半まで遊びます。こんなにお土産を買ったのに、母はまだ「誰それさんと誰それさんの分がない」と泣くので朝一番に中華工芸館に行く。開店時間9時に行ったのに開かない。何故ならココは国営で店員がノンビリしているから。でも売り子さんがかまわないのでサクサク買い物出来ます。安いし、品物も良かった。母が大量にお土産を買ったが持ちきれるか不安になる。

近くの二二八記念公園を通り城中市場という台北一古い市場に行く。母は鞄が気に入ってお買い上げになる。台北駅から地下鉄でデパートに行く。集合時間まで後1時間だったけど、2日目に食べた小龍包に納得が行かなかったのでデパ地下の鼎泰豊に行く。有名なお店で、日本にも支店がある。お昼少し前だったので並ばずに済み、美味しい小龍包を食べた。素早い判断と行動は事前によく調べてあったお陰だ。その後は迎えの車で免税店に寄り、母が最後の買い物をして空港へ到着。

台湾 小龍包 台湾 公園

晴れ女の私は梅雨にも関わらずに快適に旅行ができました。蒸し暑かったけど。ホテルのフロントの脇にパソコンがあったので予め登録しておいたWebメールで自宅との連絡に使った。ただ、空港のヤフーカフェもそうだったが、USBが使えなかったのでデジカメ写真の添付ができずに残念。

台湾は良いところでした。上海に比べて物価は高いけど日本よりは安いし、親日的であちらこちらで親切にしていただきました。食べ物も美味しいし、マッサージも極楽気分。例によって地元のスーパーでお土産を買ったり、夜市で買い食いして、お土産屋で値切る楽しい旅でした。

何よりも母が元気で楽しそうであったのが良かった。大量のお土産も日頃お世話になっている方々へ渡ったのであろう。

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