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ロンドン 帰国、覚え書き

成田到着後は素早く入管を済ませ、スーツケースを宅配便で自宅に送り、帰途についた。成田から町田までのウンザリする電車が現実に引き戻していった。何年も夢見て、半年以上の準備をした旅行が終わろうとしていた。旅で一番大事なことは「無事に自宅に帰ること」だ。自宅に帰って子供達や留守番の母や姉に迎えられた。あっという間に日常生活に引き戻されていった。

シティの標識

【ロンドンパス】
今回はネットで知ったロンドンパスを事前に購入して本当に便利でした。有名な観光スポットの入場料は結構高く、また王室関連の施設の入場料金は11ポンドもするので、その都度お金を払うとになると躊躇して入場しないことになってしまいます。ロンドンパスで入れると思うとドンドン行けました。ナショナルギャラリーでのガイドブック、ハムレイズの縫いぐるみなどお得なお土産も嬉しかった。オマケのガイドブックも英文ですが、わかりやすくよかった。ロンドンに行くならばロンドンパスはお薦めです。

ロンドンパス:http://www.londonpass.com/

バッキンガム宮殿:http://www.royal.gov.uk

UK NOW:http://www.uknow.or.jp/(日本語)

UK NOW(ロンドンの主要観光地):http://www.uknow.or.jp/bta/area/london/london03.htm

【服装】
9月の末のロンドンの気候は、寒いときは寒いし、暑いときは暑い(役に立たない情報)。半袖のTシャツの上に木綿の長袖シャツを着て薄いセータを着る。朝は冷え込むのでこの上にナイロンの軽いレインコートを着てマフラーもする。タケノコのように昼間暑くなると脱いでいって、ケンブリッジに行ったときなどは半袖で過ごせた。傘も持っていたが、軽い雨が多いのでレインハットで十分。ただ、毎日歩くので履き慣れた靴を忘れず、靴は予備を持っていると安心。ロンドンには無印良品もユニクロもあるから現地で調達も良い思い出になる。

【便利な持ち物】
ロンドンの水は硬水なのでそのままのお湯でお風呂に入るとガサガサになる。お風呂に入れる入浴剤が疲労回復に役立った。檜とかゆずとか日本ぽいのは持っていくと良いが、ロンドンのドラッグストアにもあるからモノは試しでそれを買うのも良し。空気が乾いているので、ホテルの部屋に洗濯物を干すロープもあると着替えの荷物も減るし、咽に優しい。

グリニッジ大学 ケンジントンパレスのリス爺さん

【お土産】
ロンドンなんていつでも行けるから大それたお土産は買わない、買えない(*^_^*) 旅行中に買い物に時間を掛けないがモットーだ。特にオリジナルでおもしろいモノがミュージアムショップで買い物が多かった。観光客が買い物に群がる姿は見苦しいのでブランド品や高級店はパスして、地元の人が行くスーパーで日本では見あたらないフレーバーの紅茶をお土産に買ったりした。友達にはベレー帽やスカーフなどの嵩張らないお土産を選んだ。留守番の母に贈った「バーバリー」本店で買ったマフラーが唯一のVAT対象の買い物だった。

大英博物館:http://www.thebritishmuseum.ac.uk/

【ホテル】
安いツアーのホテルなのでとりあえずは満足。でも次に行くならばもう少し町の中心に近くて観光の途中に戻って休める方が良いですね。それと部屋に冷蔵庫と電子レンジのあれば食生活も充実したかな。

あとインターネットが使えるホテルがいいな。ダイヤルアップじゃ遅くて電話代が気になる。でもイギリスでそれを期待するのは、しばらく無理かも。

【乗り物】
ロンドンパスと一緒にネットで購入したトラベルカードの御利益で地下鉄・バスが6ゾーン内は乗り放題でした。ロンドンパスで運河やテムズ川クルーズなども体験できました。貸し自転車も乗れたのですが、今回は乗れずに残念でした。次の機会には是非に自転車でロンドンを駆けめぐりたいですね。坂のないロンドン市内はきっと快適だと思う。( 蛇足ですが、イギリスでは自転車を持って電車にも乗れる。普通車両に自転車で乗り込む人を見てビックリした。)

現地のバスの詳しい路線図はダウンロードして印刷しておくと便利。地下鉄も良いけど、ストや工事での閉鎖が結構ある。バスに乗っていると景色も楽しめる。ロンドンから郊外に出かけるときは「キングズクロス」や「パティンドン」などの駅から電車に乗るが、路線が解らないし、電車の会社もまちまちなのでインフォメーションに相談するのが良いでしょう。英語が出来なくても、行き先のガイドブックと途中までの切符を見せたら何とかなる。

バス路線図:http://www.tfl.gov.uk/buses/buses_map.shtml

つり玉? ウニのようなトゲ付きカメラ

【言葉】
個人旅行で言葉が心配という人も多いが、ロンドンではそんな心配は無用だ。世界中から観光客が集まっているから多少ブロークンな英語で全然大丈夫。道端でガイドブックを広げても案内の看板に見入ってもそれが当たり前なのだ。地下鉄やバスの英語の表示は親切だからよく見ればちゃんと行き先に着く。グリニッジに行くときのように電車が運休ならば他の観光客についていけば問題はないのだ。ただ、もう少し話せればコミュニケーションがとれて楽しかったろうなぁと思うことも多々あった。次回までにお勉強したい。

【食べ物】
何も期待してはいないが、おいしいモノは無い。塩気は薄く、香辛料はきつく、デザートは大方甘い。肉は堅く、ソーセージはパン粉の含有量が多すぎる。贅沢に無縁な旅行なのでアフタヌーンティなどは楽しまなかったし、普段行きもしないので気取ったレストランにも興味も無かった。テイクアウトのサンドウィッチ(一度、寿司も買ってみたが思った通り不味かった)や中華などをホテルの部屋でダラダラご飯を食べるのが気楽で良かった。ビールもスーパーで買って部屋で飲んだが、日本に比べて水っぽく感じた。

【その他】
ロンドンはミュージカルやオペラ・バレーも本物がいっぱい見られるらしい。日本でもこういった芸術に無縁な私たちは本場にいきなり行ったりしなかった。でも、一度ぐらいは見に行っても良かったとも思う。次回は是非に行きたい。

また、少し北や西の方にも足をのばしてみたいと思っている。

ホテル近くの郵便ポスト

旅日記をまとめるまでに1年近くかかってしまいました。一応、これで完とします。読んで頂いた皆さん、ありがとうございます。では、また旅で会いましょう。次はニューオリンズを計画中。

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