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イスタンブル マイナースポット

ガイドブックには載っているけど、ツアーのコースにはまず入らないマイナースポット巡りです。

 

エユップ

観光初日、後日行きたかったエユップへの船の時間を確認に波止場に向かうが、天気もよいし少々歩き疲れたので、そのまま船に乗ることにした。イスタンブルカードで乗れる。個別にはらうと3TLだが、カードだと1.95TL(だったかな?)と少し割安。

船は金角湾の奥へ向かう。途中旧市街、新市街のそれぞれの波止場に寄りながら35分ほどのクルーズで到着。まずはエユップ・スルタン・ジャーミー、浅草の雷門のような感じでお土産、食べ物、宗教グッズのお店が並ぶ参道を抜けるとモスクがある。ブルーモスクよりも本気で祈りを捧げる信者が多い感じです。

EYUPの丘(丘の上の旗の場所を目指す)
EYUPの丘(丘の上の旗の場所を目指す)
EYUPの船着き場
EYUPの船着き場

エユップ・スルタン・ジャーミー
エユップ・スルタン・ジャーミー
オシャレなシャンデリア
オシャレなシャンデリア

その後、ロープウェイで山頂のお茶屋、ピエール・ロティのチャイハネに行こうと思っていたが、お土産屋が並ぶ道を歩いていたら、ロープウェイ駅からはかなり外れてしまい、徒歩で山の登り口あたりまで来てしまった。地図にもない普通の人たちが住んでいる道を歩き、登っていく。途中、雑貨店で道を聞くがトルコ語なので全くわからず指差しでなんとなく教えてくれた。

その方向に向かい歩いて行くと、小学校低学年と思われる5人くらいの元気な男の子たちが大きな声で何事か呼んでくれ、追いかけてきた。ピエールロティ?と聞かれ頷くと、こっちだ、ついてきてという仕草をする。向かっていた道は目的地を通り過ぎようとしていたようだ。

地元の人しかわからないような狭い階段に案内され、この先だと指先案内してくれた。お礼を日本語と英語で言って向かうと無事にありました。ありがとう。あのまま行っていたら迷子になることろだった(すでになっていた)。

テッペンのカフェは素晴らしい景色でした。イスタンブールの旧市街が右側、新市街が左側にみえる。遠くにガラタ塔の尖った屋根もわかる。山を登って暑くなり、汗もかいたので、チャイではなく石榴(ザクロ)のフレッシュジュースを飲んでみた。初めてだ。メニューに写真があったの指差し注文。それほど酸っぱくなく、でも石榴の味で、乾いた喉に染み渡った。石榴のジュースは有名のようで、その後あちこちで見かけた。子宮によいそうだ。

地元住宅街の坂道を歩く
地元住宅街の坂道を歩く
チャイハネ
チャイハネ

しばらく景色を眺めながら休憩し、帰りはロープウェイ。このロープウェイもカードで乗れて割引価格。便利でリーズナブル。日本のSUICAも割引になればよいのに、と思う。船から見えた白い山肌は墓地であった。墓石が白いので遠目に白い山に見える。

ロープウェイからみえた墓地
ロープウェイからみえた墓地
ロープウェイ
ロープウェイ

 

グランドバザールからヴァレンス水道橋へ

グランドバザール横の古本屋通りを抜け、イスタンブル大学の前にでた。 水道橋遺跡に徒歩で向かう途中で昼食。おかずを指さしで選ぶ。ビーフシチューのようなものとライス。これが美味かった。肉たっぷり。ライスは細長いインディカ米をバターライスにしてあり、おいしい。食後にチャイを飲んでしばし休憩。16TLなり。

水道橋遺跡はなかなかのもの。4世紀によくぞ作った。近くで見ると結構傷んでいる。なんとか後世に伝えて欲しい。

グランドバザール横の本屋街
グランドバザール横の本屋街
バイェズィド塔
バイェズィド塔

イスタンブル大学正門
イスタンブル大学正門
シェフザーデバシュ・ジャーミー
シェフザーデバシュ・ジャーミー

ヴァレンス水道橋
ヴァレンス水道橋
ヴァレンス水道橋
ヴァレンス水道橋

ここでタクシーを拾い、カーリエ・ミュージアムに向かう。

 

カーリエ・ミュージアム

タクシーの運転手にどこからかと問われ、日本だと返すと、トヨタはよい。自分はカローラに乗っているとのこと、私もトヨタだと話が盛り上がる。日産も日本だよと教えると、そうなのかと知らなかった様子。

カーリエ・ミュージアムはモザイクの宗教画で有名。イスラム教が入ってくる遥か前の5世紀に修道院として建てられた。その後、モザイク画が漆喰で隠されていたものが再発見され、ミュージアムになっている。モザイクは見事。こんな仕事ができた信仰心に驚く。

ミュージアムへの道(坂の上は城壁)
ミュージアムへの道(坂の上は城壁)
ミュージアム
ミュージアム

ミュージアム裏手
ミュージアム裏手
ミュージアム裏手
ミュージアム裏手

回廊天井のモザイク画
回廊天井のモザイク画
ドームのモザイク画
ドームのモザイク画

回廊のモザイク画
回廊のモザイク画
モザイクの様子
モザイクの様子

 

モザイク・ミュージアム

別の日、モザイク・ミュージアムにでかける。ここはブルーモスクの裏手、アラスタバザールの裏に入り口があり、バザールの地下がギャラリーになっている。5〜6世紀のビザンチン皇帝の宮殿にあったモザイク画が移設展示されている。当時の生活や想像上の動物などが描かれている。小さな石のモザイクでのグラデーションが見事。

しかし、あえて見に行かなくてもよいかな。ミュージアムパスを持っていて、アラスタバザールにいて、ちょっと時間が空いたら行ってみてもよい。

ミュージアム入り口から見えるブルーモスク
ミュージアム入り口から見えるブルーモスク
ミュージアム入り口
ミュージアム入り口

内部の様子
内部の様子
地下の床にモザイク画
地下の床にモザイク画

モザイク画
モザイク画
モザイク画
モザイク画

 

国立考古学博物館

トプカプ宮殿とアヤソフィアの間にある考古学博物館。アヤソフィアを観たあとで寄ってみた。

昔発掘されたものは、フランスと英国に持ち出されてしまったが、19世紀?以降はトルコに残っているらしい。トロイの遺跡からの発掘物などもある。また、エジプトからのミイラなども。よく勉強してこないと豚に真珠だ。

歩き疲れたので中庭のカフェでお茶する。周りには古代の彫刻が沢山。どれも雨ざらしだ。

博物館入り口の門
博物館入り口の門
建物入り口
建物入り口

金角湾を封鎖した鎖
金角湾を封鎖した鎖
アレキサンダー大王の石棺
アレキサンダー大王の石棺

トロイ遺跡の発掘品
トロイ遺跡の発掘品
屋外にも彫刻が多数
屋外にも彫刻が多数

 

軍事博物館

タクシムから地下鉄でひと駅のところにある軍事博物館へ。ここの目的は世界初の音楽隊の演奏だ。15:00からの演奏前に少し博物館の見学。15世紀位からの剣、盾、鎧、兜から始まり、銃、大砲などが展示してある。亀の甲羅やクロコダイルやアルマジロの皮で作った盾が面白い。

小学生が先生に引率されて見学に来ていたが、これがうるくて行儀が悪い。日本の小学生と同じだ。

軍事博物館(左側の建物)
軍事博物館(左側の建物)
軍事博物館、入口広場
軍事博物館、入口広場

オスマンの鎧
オスマンの鎧
アルマジロの皮製楯(本気か?)
アルマジロの皮製楯(本気か?)

演奏はホールで行われるが、はじめに歴史がビデオで流れる。トルコの軍隊音楽は戦争時の兵士を鼓舞させるもので、クラッシック音楽の元になりモーツアルトやベートーベンに繋がったというような説明かな。

トルコ音楽の演奏や歌は素晴らしい。音楽隊のメンバーは普段の仕事はキュレイターなのか? 終了後、記念撮影に応じてくれる。記念撮影で日本人のオバチャン(おじさんも少しいた)ツアー客に遭遇。オプショナルツアーで来たのか?

音楽隊
音楽隊
音楽隊
音楽隊

 

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