ホーム > 家族のギャラリー > ちょこっと中国 > 上海の街を歩く

上海の街を歩く

今年の夏は電力不足なので上海の夜景も余り点灯していないかも、と聞いていたが外灘(バンド)周辺ではそれなりにきれいな夜景を楽しむことができた。東方明珠電視塔の球(展望室)もイルミネーションで賑やかであった。と思っていたが、帰国後にガイドブックやネットで観た夜景はもっと見事であった。残念。中国は急速に発展しているので社会インフラの整備が追いついてないようだ。

夜9時過ぎにバンドを散策した。というか夜しか時間が取れない。カップルが多いようだが観光客らしき人も結構いる。日本人らしい人には会わなかった。危ない感じはないが、客引きは結構いる。LEDがチカチカするブローチや電視塔の模型を売っている物売りが多い。公安が電動の車で巡回しており、公安が近づくと、物売りは蜘蛛の子を散らすように居なくなる。その素早さが可笑しい。

しかし散策中に突然の土砂降りで濡れ鼠になってしまった。予兆もなく突然土砂降りなので、雨宿りできるところまでたどり着けない。飲み物やフィルムを売っている売店の軒先は人で一杯でとても潜り込めません。傘をさした中国人の夫婦の傘に無理矢理入れて貰ったりして強い雨の中、少しずつ移動しなんとか地下道にたどり着く。

東方明珠電視塔 朝方の外灘(人民英雄記念塔の下からの眺め)
東方明珠電視塔 朝方の外灘(人民英雄記念塔の下からの眺め)

朝方、バンド散策すると太極拳をやっているおじさん、おばさんがいる。若い人は見かけない。また、偽ブランドの時計・財布を売るおばちゃんに声をかけられた。時計2個と財布で千円とのこと。断ったが。

上海での移動には地下鉄とタクシーを利用した。初めて乗るとき、自販機に2元入れても切符(カード)が出てこなかった。駅員に交渉するのも無理なので、諦めて他の自販機で買う。今後はちゃんと出てきた。これを教訓にその後は空いている自販機があっても買わず、他の人が購入できるのを確認してから買うようにした。上海の地下鉄には2元の貸しがある。

ちなみに切符は磁気カードのようで自動改札に通すが、切符自体は繰り返して使われるようで、すり切れてボロいものであった。

東方明珠電視塔を見上げる 東方明珠電視塔350mの太空船
東方明珠電視塔を見上げる 東方明珠電視塔350mの太空船

あいにくの曇り空+ガスっていて視界は悪かったが、東方明珠電視塔のトップにある太空船まで上って、上海の街を眺めてきた。一番上まで上る料金は100元と他の物価から考えるとかなり高めですが、お上りさんで一杯。

2番目の球の下のフロアはガラスがなく、外の風がそのまま入ってくる。結構強風で誰も歩いていない。

東方明珠電視塔263メートル球の下フロアは風が抜ける 東方明珠電視塔のチケット
東方明珠電視塔263メートル球の下フロアは風が抜ける 東方明珠電視塔のチケット

夜、地下鉄で人民公園まで行って南京西路南京東路をふらふらと歩き回る。一人で歩いていると日本人と分かるようで、スナック?の客引きのおっさんが日本語で声をかけてくる。一度、おばちゃんがずっと中国語で話しかけてついてきたが、何をいわれているのかさっぱり分からず。英語で話しかけられたこともあった。

平日の夜遅くだというのに結構な人出で賑わっている。マクドナルドでソフトクリームを買って嘗めながら歩く。日本ではちょっとできない。2元のソフトクリームはコーンのところが空洞であった。食品関係のお土産屋で中国のお菓子のお土産を買うが、美味しいかどうか分からない。中国語が分からないというと値段は電卓に打ち込んでくれた。言葉は通じなくても指さしとジェスチャーでなんとかなるもんだ。

南京路歩行街の入口 夜の南京路歩行街
南京路歩行街の入口 夜の南京路歩行街

昼間、古い上海の街並みが残る上海老街をほんの少し歩いてみた。骨董品や雑貨などの店が並んでおり、時間があればゆっくり見て回りたいところ。

上海老街の門 上海老街から外灘方向の高層ホテルを望む
上海老街の門 上海老街から外灘方向の高層ホテルを望む

戻る


© from Metal Woods, Aug. 2004