ロボコップ3
Robocop 3
1993年(米)  上映:1h45
監督: フレッド・デッカー
脚本: フレッド・デッカー/フランク・ミラー
出演: ロバート・バーク/ナンシー・アレン/ジル・ヘネシー/レミー・ライアン/ブルース・ロック/フェルトン・ペリー/マコ(岩松信)/ジョン・キャッスル/ロバート・ドキ/CCH・パウンダー/リップ・トーン/ジョディ・ロング/他
近未来のデトロイト。市政を牛耳る巨大コングロマリットのオムニ社は、長年のプランである超未来都市"デルタ・シティ"建設のために、旧市街の土地の強制収容に乗り出した。隊長・マクダゲット率いるオムニ社の私兵"リハッブ"は家を破壊し、路頭に迷う人々を容赦なく蹴散らしていた。そんな中、両親とはぐれた10歳の天才コンピューター少女・ニコは、バーサをリーダーとする反乱市民軍に助けられる。オムニ社を傘下に組み込んだ日系企業"カネミツ"は、計画を順調に進められないオムニ社の専務に業を煮やし、秘蔵のスーパーサイボーグ"オートモ"の出動を決定する。ロボコップ=マーフィーと相棒・ルイスは、リハッブが教会に立てこもるホームレスの人々を一掃するのを阻止するため出動するが、逆にルイスが狙撃され、"オムニ社には逆らわない"とプログラムされていたマ−フィーも反撃できない。息絶えたルイスを前に、傷ついたロボコップは、バーサとニコに助けられ地下アジトへと逃げ込む。そして、ニコはロボコップのメンテナンスを受け持つラザラス博士を探し出し、連れ帰ってくる。ラザラスの治療のおかげで、"オム ニへの従順"が解除されたロボコップは、飛行用ジェットバックが取り付けられパワーアップし、人間・マーフィーとしてオムニへの反撃を開始する。しかし、内部の裏切りでバーサが命を落とし、ニコとラザラスが敵に捕らわれてしまう・・・。

どうにも中途半端な作品です。暴力描写はすっかりおとなしくなり、アクションシーンには切れ味がありません。前作で登場したキャラが再登場し、一応シリーズとしての整合性は取っているものの、ドラマ面の作り込みも甘く、警察とロボコップとの少しギクシャクした微妙な関係がすっかり影を潜めてしまっています。しかし、一番問題なのはロボコップが完全にマーフィーとしての人格を取り戻し、誰もそれに疑問を持たないということです。ロボコップ(マーフィー)の、サイボーグと人間との間の人格の葛藤が作品に厚みを加えていたのに、このテーマはあっさり捨てられてしまったようです。ロボコップ演じる俳優が交代したのも納得。本作ではロボコップがさらにパワーアップし、空を飛んだり、ライダーマンよろしく(古ぅ〜)、改造右腕になったりするんですが、始終パワー不足でフラフラ。まぁ、敵役のサイボーグも大したことないんですが。
(1点)

 関連作品 
(1987) ロボコップ Robocop
(1990) ロボコップ2 Robocop 2