M:I−2 ミッション:インポッシブル2
  Mission: Impossible II
2000年(米)  上映:2h03
監督: ジョン・ウー
脚本: ロバート・タウン
出演: トム・クルーズ/ダグレイ・スコット/サンディ・ニュートン/ヴィング・レームズ/リチャード・ロックスバーグ/ジョン・ポルソン/ブレンダン・グリーソン/レイド・セルベッジア/アンソニー・ホプキンス/他
前作から数年、陰で糸を引くI.M.F.(インポッシプル・ミッション・フォース)の闇の指揮官からイーサン・ハントに、前回をも上回る不可能なミッションを達成せよとの任務が入る。「おはようハント君。休暇の邪魔をして申し訳ない。今回のミッションは、盗まれた"キメラ"を取り戻すことだ。選べる仲間は二人。それに、ナイアという女泥棒とコンタクトをとってメンバーに加えること。なお、このメッセージは5秒後に消滅する・・・」コンピュータを自在に操るルーサー・スティッケルに加え、新しいI.M.F.のメンバーを結成した彼は、美しい女泥棒ナイアに心を奪われながら、オーストラリア、スペインを駆け抜け、敵の破壊的なミッションを阻止すべく過去最大の国際的な危機に挑んでいく。だが、今回ハントに立ち塞がった強敵は、かつてIMFの同僚としてイーサン・ハントと共に暗躍した諜報員のショーン・アンブロースであった。果たして彼は再び不可能を可能にできるのだろうか?イーサン・ハントに残された時間は既にあと僅かだった・・・。

ストーリーは適当、とにかく主人公のヒーロー性と後半のアクション・シーンのカッコ良さを味わう作品。もうほとんど『仮面ライダー』の世界です。前作とは全く独立した作品で作風も全然違います。どちらかというと頭脳戦に重点が置かれた前作と比べてバリバリのアクション映画。伏線などは一切なくてとにかく直球勝負。一応「世界を脅かす殺人ウィルス」という設定はあるものの、ストーリーは無いに等しく、簡単に言えば、愛する女性を助ける為に昔からのライバルと対決するというものです。ラストでは憎しみと反発がぶつかり合う単なる「私闘」となっていて、殺人ウィルスの話はどうなったのかと思ってしまいます。大きく分けて「静」の前半と「動」の後半に別れますが、はっきり言って前半は少々だるいです。無くてもいい程です。しかし、ストーリーの無さを補完しているのが後半のアクション。中盤、製薬会社に潜入するた辺りからいきなり別作品になってしまったように一気にテンションが上がります。スローモーションの多用、二丁拳銃、羽ばたく白い鳩、とJ・ウー監督の独特のテイストで溢れています。あとはラストまで一気に 突っ走るという感じです。このためだけでも本作は観る価値があります。

(1996) ミッション:インポッシブル Mission: Impossible
(2006) M:i:III   Mission: Impossible III