007/ユア・アイズ・オンリー
  For Your Eyes Only
1981年(英)  上映:2h07
監督: ジョン・グレン
脚本: リチャード・メイボーム/マイケル・G・ウィルソン/イアン・フレミング(原作)
出演: ロジャー・ムーア/キャロル・ブーケ/トポル/リン=ホリー・ジョンソン/ジュリアン・グローバー/ジル・ベネット/カサンドラ・ハリス/デスモンド・リュウェリン/ロイス・マクスウェル/ウォルター・ゴテル/チャールズ・ダンス/マイケルゴザート/ジョン・ワイマン/ステファン・カリファ/他
アルバニア沖でイギリスの電波監視船が何者かによって撃沈される。この船には、東西均衡のバランスをも崩しかねないミサイル誘導装置「ATAC」が積載されていた。英国は一刻も早く回収せざるを得なかったが、ソ連は既に情報を入手していて、ギリシャの裏組織が活動を開始していた。引き上げの作業にあたっていた海洋考古学者ティモシー・ハブロック卿が何者かに殺害されるに至り、ジェームズ・ボンドに出動の命が下った。犯人とみられるパイロット、ゴンザレスを調査するため、ボンドはマドリッドヘ飛んだ。しかし、ゴンザレスは復讐に燃えるハブロックの一人娘メリナの手によって絶命し、ボンドは殺し屋ロック率いる一団に命を狙われることになる・・・。

前作では遂に宇宙にまで行ってしまった本シリーズですが、本来のスパイ映画という原点に戻ろうというコンセプトで製作されたのが本作です。本来の肉体派アクション全快で、スキー、潜水、ロッククライミング、といったアクション・シーン満載です。いつものカースタントも健在。しかもその内容が「そんなアホな!」と思わず言いたくなる「007」作品独特の破天荒さが痛快です。シリーズのファンはホッと胸をなでおろし、そうでない方もそこそこ楽しめると思います(1980年代テイストがかなり濃いですが)。何よりも印象に残るのがシーナ・イーストンが歌うテーマ曲です。タイトルバックに本人が登場していることでも話題となりました。

「for your eyes only(フォー・ユア・アイズ・オンリー)」は直訳すると「あなたが見るためだけに」となりますが、「eyes only」という表現は「トップシークレット(極秘)」を意味する諜報用語です。因みに、原作の邦訳タイトルは『読後焼却すべし』となっています。

(1962) 007/ドクター・ノオ   Dr. NO
(1963) 007/ロシアより愛をこめて From Russia with Love
(1964) 007/ゴールドフィンガー Goldfinger
(1965) 007/サンダーボール作戦 Thunderball
(1967) 007は二度死ぬ You Only Live Twice
(1969) 女王陛下の007 On Her Majesty's Secret Service
(1971) 007/ダイヤモンドは永遠に Diamonds are Forever
(1973) 007/死ぬのは奴らだ Live and Let Die
(1974) 007/黄金銃を持つ男 The Man with the Golden Gun
(1977) 007/私を愛したスパイ The Spy Who Loved Me
(1979) 007/ムーンレイカー Moonraker
(1981) 007/ユア・アイズ・オンリー For Your Eyes Only
(1983) 007/オクトパシー Octopussy
(1985) 007/美しき獲物たち A View to a Kill
(1987) 007/リビング・デイライツ The Living Daylights
(1989) 007/消されたライセンス License to Kill
(1995) 007/ゴールデンアイ Goldeneye
(1997) 007/トゥモロー・ネバー・ダイ Tomorrow Never Dies
(1999) 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ The World Is Not Enough
(2002) 007/ダイ・アナザー・デイ Die Another Day
(2006) 007/カジノ・ロワイヤル Casino Royale
(1967) 007/カジノ・ロワイヤル Casino Royale
(1983) ネバーセイ・ネバーアゲイン Never Say Never Again