古里神社の石造恵比須像    古里神社:佐賀県唐津市鎮西町名護屋   
北緯33度32分06.20秒 東経129度52分38.95秒   

慰霊の対象:鯨/創設業種:漁業


石造恵比須象

古里神社

羽刺しというのは江戸期の捕鯨で鯨に縄を括り付ける大仕事をする職人である。網や銛で弱ってきた鯨をそのままにしておくと海中に沈んでしまう。羽刺しは頃合いを見て裸一貫冷たい海に跳びこみ鯨に乗ると、口に咥えた包丁で噴気孔のそばをえぐり縄で縛る。鯨を保定できたら浜に鯨を運ぶ。
捕鯨いちばんの職人が羽刺しで、それだけに鯨への強い供養の思いがあったのだろう。

(碑文)
(表)安政三丙辰九月廿日
   施主 羽刺丑太郎
   法印榮峯代
(左)石工 (徳)永茂東治

(大きさ:cm)
本体45W×82H×50D
台石110W×105H×150D


撮影日:2014/09/02


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