種ヶ島のいるか大明神2基    波瀬港:佐賀県伊万里市山代町久原   
北緯33度19分26.05秒 東経129度48分29.97秒   

慰霊の対象:イルカ/創設業種:漁業


種ケ島のいるか大明神 大正
大正十年のいるか大明神

種ケ島のいるか大明神 昭和
昭和十八年のいるか大明神

種ケ島のいるか大明神 昭和謂れ
昭和十八年のもので謂れが書かれている


「いるか」は漢字で魚偏に浸の右側が合成された字。波止場の横の小丘に2基並ぶ。多数イルカが獲れたことを記念して残す記録のような意味が強いのだろう。供養なのか大漁祈願なのか判然としないが、この碑にたいして供養祭などが行われたかどうか調べたり、いるか大明神の役割というかご利益を掴むことではっきりしてくると思われる。

(碑文)

@いるか大明神
(表) いるか大明神(大正)
(左)波瀬浦 山ア鹿吉
鳴石浦 永島清七
畑津浦 塚本豊助
仝 酒谷弥(門)
(右)任網 二張 波瀬 久原 鳴石 波多津
(裏)時ハ大正十年十二月三十日/いるか大群来ル折シモ出漁/中之任網四張ヲ以テ漁ス/其数三百三十本價格一萬二千円也依テ記念トシテ立之

(大きさ:cm)
本体26W×64H×22D

Aいるか大明神(昭和)
(表) いるか大明神
(右) 時昭和十八年二月十五日いるか大/群来ル折シモ出漁中鰛網/ヲ以魚獲ス其数三百六十本/價格四万五千円也
仍テ茲ニ碑ヲ建テ記念トス
(裏)山代町 松本豊八/仝 中尾森一/仝 岩永綾太郎/仝 田中傳次/滑榮 津田信次郎/仝 田中信太郎

(大きさ:cm)
本体25.5W×59.5H×22.5D
台石36.5W×22H×40D
下台56W×15H×61.5D



撮影日:2014/09/03


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