大鯨魚寳塔    大泊:大分県臼杵市   
  

慰霊の対象:鯨/創設業種:漁業






教育委員会の説明板でこの鯨墓のいきさつがよく分かる。大泊の港と臼杵湾の青い海を望んだ位置に建っている。
鯨の墓
                臼杵市大泊
これは鯨に対する感謝・報恩供養のために建てられた/ものです。
明治三年に鯨が捕れる前、大泊村は漁港をつくるために各地/から石の買い付けをして大きな借金を抱え込み、村中がその返済/に苦労していました。そんな折、鯱に追われて漁港に逃げ込み、動き/の取れなくなった鯨を捕え、これを売って借金を全部返すこと/が出来たという話が記録に残っています。このため鯨は「村の救/いの神」として祀られ、今なお供養が行われています。
          臼杵市教育委員会

(碑文)
(表)明治四年辛未/大鯨魚寳塔/二月朔日建之

(大きさ:cm)
本体の大きさ(cm):83W×156H×33D
中段の大きさ(cm):94.3W×43H×85D
下段の大きさ(cm):195W×36-51H:手前が自然石
全体の高さ250


大鯨魚寳塔のそばには萬霊供養塔が建っている。塔に字が刻まれいきさつがあるようだが、残念ながら私には解読不能。



撮影日:2004/05/06


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