鮎塚￤山口県防府天満宮

鮎塚　　防府天満宮：山口県防府市松崎町１４－１　　
北緯34度03分48.33秒　東経131度34分31.38秒

慰霊の対象：鮎／創設業種：漁業

■防府天満宮は９０４年の創建で「日本最初に創建された天神様」を名のる。道真が亡くなった翌年の創建である。道真は学問の神様とされているので、受験のお守りや絵馬を求める学生や家族も多く訪れる。
天満宮の東にある駐車場から東門を目指すとすぐに梅林があり、鮎塚が設置されていた。
■佐波川漁業協同組合が昭和６３年に建立したものである。裏面の記載が算用数字になっており、組合員１３１９名というのがよく目立った。平成２３年には６７９名と半減している。農林水産の就業者の減少傾向と一致しており人々の生業が変化していることが読み取れる。

（碑文）
（正面）鮎塚
（裏面）１９８８年
佐波川漁業協同組合
組合長理事　森重京三郎
外組合員1319名

大きさ(cm)
本体：76W×162H×48D
台石：135W×45H×100D
石積み：4000W×85H×3500D

■他にも筆塚、茶釜塚があり、神農之碑や神馬、銅製とコンクリ‐製の２つの座牛などもある。
■防府天満宮は本宮と春風桜の外に茶室芳松庵や大専坊跡など見どころも多い。さらに１キロ離れた旧毛利家本邸は江戸期の御殿を、明治・大正期の建築技術の粋をつくして建築した壮大な建物で一見の価値がある。

撮影日：2015/01/24

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