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松本清張さん主要原作ドラマ
1997/08/03作成
松本清張さんの原作のドラマは膨大で、現時点で234作品が確認されています。そのため、下記のとおり放送年代によりページを区分しております。
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松本清張氏の作品は、2時間ドラマの原作になることの多い他の作家のドラマ化作品と比べて、作品の質が一定のレベルに達している作品が多いようです。
これは松本清張が1980年代前半期にドラマ化作品の粗製濫造を心配して「霧プロダクション」や「霧企画」といった自前の組織を通じて、自作の脚本を野村芳太郎監督などによりチェックする体制をつくったことと、制作本数を制限したことなどによる効用のようであります。
1983年の「蒼い描点」(CX)では、当初、1983年2月に放送予定で制作がすすめられていたものの、霧プロから脚本に問題ありとのクレームがつき、一旦制作がストップし、脚本家を石森史郎さんに交代して制作を再開したというエピソードもありました。
清張さん亡き現在は、これまでに清張作品のドラマ化で実績のある方に執筆を依頼するケースが多いようで、「天城越え」等の大野靖子さんと、「或る小倉日記伝」等の金子成人さんに脚本の依頼が多くなっているようです。
リストを見てみますと、清張作品は、すでにドラマ化できそうなものがほとんどドラマ化していてご本人が亡くなられて新作の供給が消えたこともあって、リメイクによるドラマ化が最近は主流のようです。
男性が主人公の小説の多い清張作品のなかで、数少ない女性が話の中心になる小説が何度もドラマ化されていることに気付かされます。
たとえば「波の塔」、「霧の旗」、「ゼロの焦点」あたりは数え切れないほどドラマ化されていることが分かります。
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