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                       VOL.32
  2002.5.11.              前号までは ここ をくりっくしてください
       
ジャンプ! かえる私のゆっくり
小学校にもすっかり慣れた長女E。毎朝、元気に出掛けて行く。

我が家の周囲りに子供がこんなにたくさんいたのかと、Eが入学して初めて気が付いた。

放課後、子供達が集まって来る。

家の前の私道が、子供達の絶好に遊び場となった。

私も目の届く所で遊んでほしいと、家の前をあれこれかたづけて子供広場を作った。

すると、兄弟姉妹も集まって ただいま〜

今では保育園のようなにぎわいとなっている。

その中で気になるのは放任されている子、

家に帰っても、親身に話を聞いてくれる人が

いない子。

家庭の事情もいろいろあるのだろう。

幸い私は子供の帰りを待っているタイプで、

しかも大の子供好き。

よその子だろうと、子供と話すのは、大好きだ。

すると、自然に子供達は寄って来る。

男の子は毎日、「おたまじゃくし、つかまえた。」とか「アメンボとった。」と見せに来る。

動物、虫、何でも好きな私はEと3歳の次女Lと一緒になって、

「見せて、見せてー、わ〜すごいねー。」と大喜び。しまいにはアミとバケツまで出してきて、

「これ、貸してあげるから、もう一回行ってきて。」と言い出すしまつ。

女の子はお手紙をくれたり、「ビーズでブレスレット作ったの、見てー。」と、集まってくる。

Eが入学、Lが入園となった今、回りの人からは

「少しは自分の時間が出来るわねゆっくりできるでしょう?」、、なんて言われるのだが、、、、。

確かにEもLも、勝手に遊んでくれるようにはなったのだが、、、しかし、これだけ子供が集まると

「○○ちゃんがころんだー。」とか「○○ちゃんと○○ちゃんがケンカしてるよ。」で、

いちいち呼ばれる私。ギリギリまで遊んでいる子供達。

夕食の早い我が家(5時)は食事の支度もままならない。、、、と、そんなわけで朝から大忙しとなった。

子供達を送り出し、バタバタと掃除、洗濯、買い物と走り回り、夕食の支度までして、ホッとすると、

もう子供達が帰って来る時間。 

私の”ゆっくり”はどこへ行ったの〜?、、、と、叫びたいところだが、ゼーゼーしながらも

”今日はあの子、来るかな〜?”と少々心待ちにしている私。
おたまじゃくし、、、
目を輝かせ話す子供達を見ていると

”どの子も、みんな天使だ”と思う。

そしてみんな聞いてほしいんだ、

受けとめてほしいんだ。、、と、強く感じる。

中には、SOSが聞こえてくるような子もいる。

家の事情もあるのだろうが、

もう少しこの子の話に耳を傾けてあげてほしいと、

胸が熱くなる。

子供ってこんなにきれいでかわいいのに、、、

気が付かないのかな?と、不思議に思う。

一時は生活のリズムが狂い、疲労困憊していた私も、

今では子供達との時間を楽しむ余裕が出てきた。今も楽しそうな笑い声が聞こえてくる。

かわいい声が私をますます元気にしてくれる。私の出来る事、精一杯やろう。

”ゆっくり”より、もっともっと大切な時間がここにある。

集まれー!YUN保育園は今日の大盛況だ
                                  イラスト      
並木
    “いいことちゃん”12
いいことちゃん 12
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                              イラスト   

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