☆ヒグラシ・ワンダーワールド・日暮修一の世界・展
会 期 2006年4月29日(土)〜〜5月28日(日)
会 場 松戸市(千葉県)文化ホール(750u)・アートスポット(242u)
JR常磐線・地下鉄千代田線松戸駅下車 徒歩5分
主催:松戸市・松戸市教育委員会・(財)松戸市文化振興財団
※関連行事
*講演会 講師未定〔市民劇場〕
*日暮修一サイン会
〔文化ホール〕
※会期中週末土日
*ノスタルジック・オン・ステージ+日暮グッズ販売〔伊勢丹前広場〕
*トロッコ運行(日時未定) 〔伊勢丹前広場〕
☆☆☆展覧会概要
日暮修一の1960年代初期から始まる半世紀に及ぶイラストレーターと-しての歩みを振り返り、
作家が切り拓いてきた新しい表現としてのイラストレーションの意味を再考すると同時に、
日暮修一が少年時代から暖め続けてきた日暮ワールドにその創作の秘密とルーツを考える。
日本の戦後文化のもう一つの可能性を探る。
☆☆出品予定・・・約540点・・・
*<1>〜<3>
☆<1>人物像でたどる戦後文化
『ビッグコミック』(小学館・1970〜)表紙の似顔絵を一堂に展観することで
この40年あまりの世相の変遷をたどる。
その顔ぶれは雄弁に戦後日本を語ってくれる。
*その他
長嶋茂雄<1972> クリントン<1992> 松田聖子<1980>・・・・・
[修一・真三のモーニングジャック](毎日新聞日曜版・1981〜)
☆<2> 日暮修一好み∞∞ヒグラシ・ワールド∞∞
『ラピタ』表紙画(小学館・1995〜)・・・
日暮修一のこだわりの世界を作家秘蔵のアイテムを中心に以下のトピックに分けて紹介
・乗物;モールトン、ラジオ・フライヤー、RCカー、BMWスパッロ
(ラピタ表紙)ほか
・模型;メルセデスベンツ・トランスポートカー、コンベアーXFSー1,
マン盆栽、トラクターTHE ERTLほか
・音楽;『ライトミュージック』1970年表紙、『ステレオ』1977年表紙
☆<3> 〜〜あゆみ・・・CMイラスト
誰もが目にしたことのある広告の魅力の源は日暮のイラストだった
広告では作家名は明かされないままだったので
1960年代半ばからの縦横無尽の活躍の全貌がいま初めて明かされる
・広告
《京王百貨店新聞広告》 《カネボウ化粧品》 《伊勢丹》
《ジレットGU》 《クイントリックス》 《ソニー》 《三菱地所》・・・
・装丁・挿絵
五木寛之 大藪春彦 森村誠一 清水一行 F・フォーサス 戸川昌子・・・・
・ビデオ<テレビCM作品>約10点
☆<4>イラストレーター半世紀[アートスポット会場]
日暮修一の1960年代から始まるイラストレーターとしての歩みは半世紀に及ぶ
そこに込められた源泉と発露を作品から読み解く
作者の筆致が時代精神とどう交錯し、どう描き出したかを
イラストレーション原画をじっくり楽しみながら回顧する
・源泉;後藤鉄次《砂漠の魔王》(1949)、《動く実験室》(1948)
・原画;《狼のブルース》(1970)、《婦人画報目次》、《フェデラルエクスプレス》、《るるぶ》、《童画》