東日本大震災 2011.3.11
2011年3月11日(金)14時46分18秒、太平洋三陸沖を震源の大地震発生宮城県栗原市で震度7の激しい揺れは2分間続いた。震度6強は宮城県、福島県、茨城県、栃木県で記録され、震度6弱も広範囲に及んだ。東京で震度5強、名古屋で震度4、大阪で震度3、1350kmも離れた九州鹿児島市でも震度1が記録されているという。震源域は500km×200kmという広大な地震。地震後に襲った未曾有大津波は東北太平洋岸を「壊滅」的な姿に変容させ、
死者行方不明合わせて2万8千余名に上っている。
福島第一原子力発電所で大地震、そして14〜15mの大津波によって、原子炉冷却用の電源を喪失から大事故になった。運転停止機能は働いたが、2号機は原子炉格納容器に接続する圧力抑制室が破損、高レベルの放射性物質が大量に外部に漏出、1,3,4号機の建屋は水素爆発で大破。最悪のレベル7の長期にわたる「進行形」の深刻な事故になった。
釜石 T.Kさん 3/20撮影
釜石 T.Kさん 3/20撮影
TPCみんなの思いが詰まった募金箱
新聞社へ届けた 3月30日
一過性でない支援と 今も卓上に
震源域から遠く離れた当地でも震度6弱程度の大揺れだった。 誰もが経験したことのない大災害にTPCメンバーは募金箱を設え、心を込めて大震災復興に「小さな一滴」の募金をし、2011年3月30日朝日新聞本社へ届けた。長く平坦ではない道のりになるであろう、大震災、原発事故からの復興。私たちも息の長い被災地への思いを持ち続けたいと思う。
戻る