野外検定のデータ整理の表

―農業環境技術センター観測露場の気温センサーの誤差―

表は未完成、野外検定後に数値を入れて完成する。

観測露場で行なわれているルーチン観測の気温センサー を通風式水銀標準温度計(0.1℃目盛り)を用いて野外検定する。 1分間ごと連続1時間の比較により、ルーチン観測の誤差を見積もる。

定義
時間:検定のために読み取りを開始した時刻(時間=0)からの経過時間(分)。
ルーチン1分値気温:毎正時に出力される前1分間の平均気温(℃)。
水銀気温読み:基準器(通風式水銀標準温度計)の示す気温(℃)。
器差:基準器の器差。水銀気温の読みの60回平均値を求めたのち、図30.9 から0.01℃単位で読みとる、60分間では「器差は一定値」を使う。
水銀気温読み+器差:各時刻の水銀標準温度計の読みを器差補正した真の気温(℃)。
ルーチン誤差:(ルーチン1分値気温)-(真の気温)。 この60回平均値がルーチン観測用の気温センサーの誤差(℃)となる。 この引き算では、2つの気温センサーの時定数と平均化時間に違いがあるので、 水銀標準温度計はルーチン気温の打ち出し時刻より1分間早く読み取った値を 引き算する。気温変化にトレンドがない場合には、同じ行(同時刻)のデータ で引き算しても、60回平均値では実質的な誤差はほとんど同じになる。

表の最後の行近くに記載の、
平均:60回(時間=0~59まで、または1~60まで)の平均値(℃)。
標準偏差:同上のばらつきの標準偏差(℃)。

**:記入しないセルを意味する
エクセル計算表


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