水温の測定点は図175.1に示した。図の下方に位置する地点 a と地点 s は
明確な湧水の水源である。
この図では、土地利用を表すカラー分類が明瞭に表現されていない。詳しくは
ドローン写真を参照のこと(「K170.里地里山の気温
分布(完結報)」の図170.1)。
その図のF2が湧水源、V1が水温記録の c 点に近く、V3が水温記録の k 点に
近い位置である。ただし、その図は南北が逆で上方が南であることに注意する
こと。
図175.1 水温測定点の地図(秦野市提供の白地図に加筆・加工)
(「K155.里地里山の水温の空間・時間変化(1)」
の図155.5に同じ)。
戸谷の中央部 n の標高を基準とすれば、各地点の概略の標高差は
次のとおりである。
aは+11m、cは+3m、kはー2m、kの左約50mの道路は+0.8m、
その左20mに位置する人家は+14m、はるか北方のEはー8mである。