『没になった詩たち』

月の砂漠


心が痛いって
知らなかったのよって 君が呟く
気を揉んでばっかいるのは
自分ひとりと信じ込んでた
 (あさはか)

このまま二人で
溶けていけたらねって 僕が考える
君もYES 僕もSOなのにさ
逢った順序が行く手を塞ぐ
 OH NO !

月の砂漠をはるばると
駱駝に乗って行きましょう
喉も心もカラカラで
遠いオアシス目指す
ひっっとしたら降りる駅を
間違った…かな?

砂漠で見る月は
都会のやつよりやけに大きいね
ただの水さえ魂には
ビンビン響く。時は素晴らしい!

今はもう 君の目で
周りを見てる自分に気づいた
蜃気楼か幻かは
君に訊いても分からないよね
 JESUS!

月の砂漠をはるばると
君と僕とで行きましょう
二人そろって NeverNever Land
夢見て信じてるよ
ひょっとしたら曲がり角を
見過ごした…かな?

心が痛いって
知らなかったのよって 君が呟く
気を揉んでばっかいるのは
自分ひとりと信じ込んでた
 OH NO!

月の砂漠をはるばると
二人並んで生きましょう
二人の愛が奇蹟起こす
シャンバラはもうすぐ
ひょっとしたらいつもここが
二人でいれば砂漠も
オアシス…かな? だね!


Kuri, Kipple : 1996.07.31 / 歌詞
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