昔の日記
2002年9月
サスペリアより「シンちゃんのコミックス出るから」と言うお電話。
と言うわけで、12月刊だそうです。
今、次回の新作のネームと平行して、へちゃむくれな顔とか直してます。
むだなあがきだねえ。
まだ総タイトルなど決まってませんが、みなさん是非、よろしくお願いします。
我孫子さん、田中啓文さん、牧野さんの『ゴーストハンタートリオ』のサイン会で、溝の口文教堂書店まで。
この書店、1Fがマルエツとくっついていて、錯綜した構造。
書店さん側からマイクを渡された我孫子さんが「えーみなさん、今回発売される『3人のゴーストハンター』は…」と長口上の挨拶をしても、田中さんが「そのとおりでございます」牧野さんが「同じでございます」と答え、3人で1人分の時間しかとらない。
ある意味、手際がいいサイン会でだった。
最終的な人数は把握してないけど、かなりの出足でした。
後日、差し障りのない写真でも載っけます。
サイン会後、田中さん牧野さんは集英社の打ち合わせ。我孫子さんは書店と夕食。
わたしと相棒は、そのまま書店を見回って、大散財。
後で、新宿で『ゴーストハンター組』と合流する予定だったけど、この日は折からの雷雨で、適いませんでした。
どうしてサイン会やパーティは、こう日程が似通っているのでしょう。
ばらけてあった方が、ゆっくり出かけられて嬉しいのに。
今日は、神田の三省堂書店で『最後の記憶』刊行記念。綾辻さんのサイン会。
開催30分前に着いて、国樹由香さんと合流。
その頃からすでに長蛇の列で。
綾辻さんの開会の挨拶を聞いてから、わたしたち2人は2Fの『ピッコロ』で、ご飯。
そのうち、大森さん、宇山夫妻とも合流して、一部では衝撃的な話をしたり。
閉会間際に戻って、華々しいところをカメラに収めるつもりが、もたもた会計してから1Fに降りたら、書店自体に撤収モードが漂っていて、しかも大森さんたちにまで、置き去りにされた女2人。
店員さんに事務室まで連れて行っていただき、無事合流。
この後、中華料理屋で打ち上げ。
その前においとましようと思ってたんだけど、トキオ社長が現れると言うことを小耳にはさみ、ずるずる居残ってしまう。
お久しぶりに触ったトキオ社長は、すべすべでした。
そして、居残ったおかげで、えんさか持ってきた『最後の記憶』と『眼球奇譚』にサインも入れていただいたし、児嶋都さんにも連名していただいたし。本格ミステリフェスティバルのおふねには、お金がなくて行けないことが判明したし(泣) 女同士の話もしたしで、嬉しかったです。
ずーっと謎だった『綾辻さんは赤のスニーカー(コンバース?)を何足もってるか』に答えがもらえたし。
さて、何足でしょう。
当ててもなにもでませんが。
帰りしな、由香さんと池袋駅で2時間も立ち話。いい大人なんだから、座ればいいのにね。<わしら
散歩で大山まで。SNS大山で、探求本の『エッフェル塔の潜水夫』(カミ 講談社文庫)を発見。1000円。
先週来たときには、影も形もなかったのに、SNS大山恐るべし。
カミの話を始めて聞いたのは、何年前だっけなあ。我孫子さんが「めちゃめちゃおかしな短編があって」と『白い密室で絞め殺された人の謎』など2.3の話をしてくれたのだった。「読みたいなあ」と言うと「カミって言う人だけど、長編の方が有名だから『エッフェル塔の潜水夫』だったら、結構楽に手にはいるんじゃない」との答えだったのだが…
古本者じゃないわたしには、結構楽でもなんでもなかった。『エッフェル塔の潜水夫』でさえ!こんなに時間がかかったのに!その変な短編集を手に入れるまで、これから何年かかるのだろう。
ともあれ、この『エッフェル塔の潜水夫』はとても美本。最終ページに1977.12.20と入手した日が、とても丁寧な字で書いてあり、色あせもなし。どんな風に保存してたんだろうなあ。
そしてこれでは、読んでる途中に伏せたりできないではないか。
『王の眠る丘』(牧野修)のハードカバーも発見。救出。カバー絵、安彦良和だったのかあ。文庫版とずいぶんイメージが違うなあ。
ネームができません。明日の乱歩賞は欠席です。
昨日からほぼ8度の熱を出している相棒、それでも出社。
わたしはジョルナダを持って、動物園のクマのように部屋から部屋に移動し、悩みまくっている。
ネタは結構早い時期から錬ってたのに… またこれだよ…
風邪気味なので、早めに通院。
わたしの行っている調剤薬局は、ハーブティの試飲させてくれるのだけど、そこで飲んだリンデンとハイビスカスのブレンドが、風邪に引き始めにいいそうだ。おいしくて2杯飲んじゃった。
で、ついでに効きそうなハーブティ探して、池袋東武へ。
プラザ館のハーブ売り場に行ってびっくり。
なぜか、人だかりが。
そうです。何週か前に『回復スパスパ人間学』で扱った『ローズヒップ』に人が群がっているのでした。
しかし、ローズヒップの現物は、とうに売り切れてしまってここにはなく、カウンター前の女性はみな、予約用紙の記入をするべく順番待ちをしている人々なのでした。
すっげー。
で、食品売り場のそこここをみると、純正のローズヒップは手に入らないが、ブレンドはあるよ、ってことで、『ハイビスカスとローズヒップのブレンドティーバッグ』が信じられないほど、山積みされてました。
そう言えば、このティーバッグ、本館の通路の特設売り場にもあったよ。
こんなに、場所を点々と変えて、山積みされた物を見るのは、新宿紀伊国屋の京極さんの『姑獲鳥の文庫化』以来かも。
で、わたしは『ポンパドールのリンデンのティーバッグ』、件の『フィリピン産ハイビスカスとローズヒップのブレンドティーバッグ』そして、薬局でもたびたび試飲している『ロンドンフルーツ&ハーブ15種スペシャルパック』を買いました。
そこで、産後のお母さんにぴったし、という良い感じのハーブを見つけて、友達用のギフトにしてもらったんだけど、詰めるもの選んでいる最中にも、『ローズヒップ』求めて、女性が入れ替わり立ち替わりやってきてました。
その中で「以前から『ローズヒップ』飲んでたんだけど、なんでこんなことになってるんですか!」と驚いていた赤ちゃん連れのお母さんがいた。かわいそうに。「お乳の出がよくなるって言うから、続けてたんです。こんな粉末のものじゃなくて、普通の下さい」ってごねてたっけ。気持ちはわかるなあ。
なんたって『ハイビスカスとローズヒップ』のお茶は山ほどあるけど、『ハイビスカス』だけのお茶はなかったんだからねえ、わたしも。
コミックスのカバー用のカラー、2点完成。ピンナップとかなくてよかったよー。
ネームもようやく先が見えてきたので、見切りで下書きを始める。毎回こんなのいかんとは思ってるのよ。
ほんとは、うまく落ちがつくかどうか、今回ばかりは、自信ないんだ…
久々にトップイラスト替えました。シンちゃんのコミックス用イラストに、手を加えたものです。
リストコーナーも更新しました。ちかイラにも、いろいろ寄せあつめてみました。
ようやくネームが終わる。何日かかってるのだろうか…
折角早めに始めたのに、これじゃいつもと同じだ…
実は、この前の晩の明け方、朝からおなかの具合が悪かった相棒が、脱水状態になり発熱。以前わたしが行ったことのある近所の救急病院に電話。
休日の、しかも深夜診療をしてもらう。恐縮。
結局、食あたりらしい。金曜の夜にお持ち帰り寿司を、会社の帰りに買ってきてもらったのだが、思いつくのはその食事ぐらい。
「食べ物のことで…しかも体の具合で、実加に負けるなんて…」と相棒は、変な理由で悔しそう。
多分、お寿司を食べる前の日から、「胃が気持ち悪い」って、制酸剤を飲んでいたことが、相棒の敗因だと思う。
わたしも、ピロリ退治してなくて、胃薬飲んでたら、やられてたかもしれないしね。
日はずっと寝て、そして月はお休みをして、ようやく熱が下がった。
それにしても、2週続けて休日発熱8度は、かわいそうを通り過ぎてる。
でも、治るなり『スターフォックスアドベンチャー』やって遊んでる。しかもクリアしてる。
スケールって、もしかして、名前負け? 日本なら、勝利とか政治に当たる名前な気がする。
あ、名前に勝ってる勝利さんや政治さんや勇気くんや元気くんは、山ほどおると思いますが。