昔の日記
2002年5月
ここのバナーも作ってみました。
昨日は、起きたら相棒がいなくて、「どこにいるのー」とメールを打ったところ、「会社だが…」と返事が送られてきた…という、ゴールデンウィーク呆け丸出し事件を引き起こしたが、(まあ、わたしの場合、毎日がフレックス(?)だからねえ)今日は、本当にお休み。
東上線に乗って、上板橋に行った。
なぜかと言うと、サーティーワンがあるから。
都会に住めば、どこにでもサーティーワンがあると思いこんでいたのに、池袋近辺にはないらしい。
塩釜へ行く途上の仙台でも、わざわざ遠回りをして、バーガンディ・チェリーを食したが、今日も懲りずに同じものをオーダー。
帰りは、線路沿いに、幾駅分か散策したが、古本屋を見かけると、はいってしまうのがサガ。
川崎苑子『土曜日の絵本』1〜6を、1冊30円でGET。
残念なことに、それ以外に、その時代の少女漫画はなし。店主さんに聞くと、「日焼けしているのが多いから、ほとんど買い取りしない」とのこと。
女の子の方が、読み方が荒いのかなあ。そんなはずはないと思うけど。ああ、『本』に執着がないのかな。
わたしの友人の探求本「あべりつこ」はなかなか見つからず。(何年越しだろう)
本格ミステリ大賞の候補作は、あと『グラン・ギニョール城』のみ。ぎりぎり投票に間に合いそう…
森林公園に行って来た。(もちろん、車中その他待ち時間では、本を読みながら)
10時ごろついたら、もう貸し自転車は全部出払っていて(こどもの日だもんな)、自然散策路メインで歩いてきました。森林のにおいがきもちいー。
昔、実家のそばによくいた、イトトンボも、久しぶりに見て。
でも、暑かった〜。
帰りは、いったん森林公園駅に戻って、四季(とき)の湯経由熊谷駅行きのバスに乗り、くだんの四季(とき)の湯へ。
1時間弱、待ったけど、汗が流せて、さっぱり。極楽〜。
夜、えりちゃんからの電話で、日中28度もあった事を知る。そら、暑いわけだ。
『グラン・ギニョール城』も、めでたく読了。
以前、八木健威さんに、指摘されて、詳しいことも聞いてたんだけど、横文字(横文字弱い)なので、忘れていたのですが、わたしとの日常会話で、あまりに頻出するので、相棒が、調べなおしてくれました。
『スプーナリズム(spoonerism)』
ムーミンの翻訳本を読んだことがある人は、「トフスランとビフスラン」という妖精が「こなさん、みんばんわ」という風に、しゃべっていたのを記憶してると思いますが、2つ以上の音節が連続するとき、前後で音が交代する現象を言う言葉だそうです。
しかも、クイーンの短編で、そんな癖のある人物が出てくるとか。(クイーンは、全長編の半分くらいしか読んでない)
だけど、わたしが、八木さんに指摘されたときの言い間違えって、「ビデルマン」なんだよね…(^-^;)
これは「メタセシス」(metathesis音位転移)の方かしら。2つ以上の音節で入れ替わってないし…
(子供の言い間違えでよく、現れるらしい…)
いい大人が、こんな症状、と言うのは、悲しくもありおかしくもあり…
このあたりの、精神学的なこと、知っている方がいらっしゃたら、是非教えていただきたいです。
おじさんの誕生日プレゼントの買い物をし、本格ミステリ倶楽部の投票封筒も、ようやく投函。
ああ、昨日までの曜日の記載が、全部まちがっていた…(がっかり)
さっき「ジョルナダ」を「ジョルダナ」と言い間違えたばかり。おりしも「エスパー魔美」(藤子F不二夫)を読み返していた相棒が、「魔美も、『みもごる』とか、思いっきりやっとるぞ」
ほっとけー!
久しぶりに、ネット検索かけたら「あべりつこ」の「でっかいちゃんと集まれ!」が引っかかった。福岡のノズル書房。早速、申し込み。
ふと、思いついて、「ばらいろの童話集」もGoogleにかけてみた。
これは、漫画でなくて、本物の童話集。ばらいろ、ぎんいろ、きんいろ、などと言うタイトルで作られたアンソロジー。小学校の図書館にあって、大好きだったのだ。
思わぬヒットあり。
本当に欲しかったのは、ポプラ社版なのだが、1963年発行ということで、望み薄。
そのあと改訂されて、東京創元社(!)版から偕成社文庫版に移行、それはまだ手にはいるらしい。
12冊ある中の3冊が品切れだったので、これもなんとか手に入れたいところ。
ラング世界童話全集(偕成社文庫版)
みどりいろの童話集/ばらいろの童話集/そらいろの童話集/きいろの童話集/くさいろの童話集/ちゃいろの童話集/ねずみいろの童話集/あかいろの童話集/みずいろの童話集/むらさきいろの童話集/さくらいろの童話集/くじゃくいろの童話集
うち、ばらいろ、むらさきいろ、そらいろが、在庫切れ。しくしく。
ポプラ社版では、記憶どおりに「みかんいろ」「あかねいろ」「きんいろ」「ぎんいろ」も、あったようだ。(みかんいろやあかねいろのほうが、かわいくていいのになあ)
昔の童話集ではあるが、どうも、訳者のひとりに、川端康成がいて、それが、今まで残ってきた要因みたい。
アマゾンで申し込み。でも、いつ届くのかな…(そして、ちゃんとあるのかな…)
「看護婦さんになろう」をネット購入できるページをみつけました。こちらでどうぞ。
サスペリアから、ついにネームの催促が… シンちゃんの事件は、できてるんだけど、お父さんの事件が、まだなんだよなあ。
ひよろうかしら…(どういう風に?)
『サスペリアミステリーEX vol.3・12人の名探偵』(秋田書店)が発売になりました。『クロへの長い道』(原作・二階堂黎人)が、再録されてます。
そして、『本格ミステリ02』(講談社ノベルス)小説・評論に混じって、漫画で載ってます。「消えた裁縫道具」これもシンちゃんシリーズの再録です。
実は、まだ、本体を見てないんです。二階堂さんや深川さんの日記に載ってるから、出ているのは確かだろう。どんな風に載ってるんだ。わー、どきどき。
『パン屋プラス1』なんとか、話はできたけど…。結局、ひよった気がする…。うーん、これからネームだあ。ジャーロの原稿の下書きと平行中。
昨日、相棒が「スパイダーマンを観たい」と言うので、池袋ハンズちかくの映画館に行ったら、もう長蛇の列。
くじけて、「モンスターズ・インク」を観てしまった。いやはや、大森さんが出ていたとは、知らなかった。(声を出すと別人)
ネームは、半分。うーん。
そう言えば、映画館で見た、『少林サッカー』の予告編、めちゃくちゃ面白かった。まるで、『キャプテン翼』だし。(最後、タイガーショットみたいなん、出てたし)
と、相棒に話をすると、「『キャプテン翼』は、『リングにかけろ』の影響を受けてるんだろ?」などと、とんちんかんなことを言うので、あれは水島新司とあだち充なんだよ、と説明するも、全然納得しないので、苦労した。
「水島新司は、丘の上からサッカーボールを何百メートルも飛ばしたり、ましてや、スカイラブハリケーンなんて技は作らんだろう」と、全部は読んでないくせに、変なシーンばっかり拾い読みしているのだった。そう言えば、生木を蹴って割る小学生もいたな…、三角蹴りも変だよな…とは思ったが、死んだ人間が生き返ってはいないので、やっぱり水島新司だと、わたしは思うのだった。
「しかし、水島新司は、物理的に不可能なことは描いてない」と彼は言い張るので、ドカベンの土佐丸高校を読んだか、と聞くと、それも読んでない。
読んでないで、言い張るのは、ドラえもんで似たようなことを言い張っていた某さんに似てきた証拠だろうか。
とりあえず「岩鬼の葉っぱは、物理的にありえないね」と言うところに、妥協点を見いだしたのだった。
『小林サッカー』と言う、地味な映画はどうだろう。(仕事中なので、壊れ気味)
朝7:00まで、ジャーロの下書きをやっていた。起きたら、午後4:00。ああ、特売が終わっている…。(どうぶつの森の話(爆))
一日が短い。
5/18(土)
速報=第2回「本格ミステリ大賞」決定!
昨5月17日、開票が行われました。大賞は、
小説部門『ミステリ・オペラ』山田正紀
評論・研究部門「乱視読者の帰還」若島正
投票総数(封筒の数)59、得票の内訳は以下の通りです。
1.小説部門
鏡の中は日曜日(殊能将之)9
グラン・ギニョール城(芦辺拓)5
黒祠の島(小野不由美)7
たったひとつの(斎藤肇)5
ミステリ・オペラ(山田正紀)28
2.評論・研究部門
中国の箱の謎(鷹城宏)2
ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?(笠井潔)6
乱視読者の帰還(若島正)13
論理の蜘蛛の巣の中で(巽昌章)2
『妾の罪』における叙述トリックの位相(小森健太朗)4
5/19(日)
一昨日の開票は、行こうと思ったのに、ちょっと風邪気味だから一休みとごろりとなっていたら、寝過ごしてしまい、開票時間どころか電話問い合わせ時間まですぎてしまっていた。来年は、行こう。行けたらいいな。(近いのに…)
必要以上に寝過ごしている今日この頃。昨日も相棒に起こされ、気がつけば午後1時半。
今日は、9時半に起きたけど、まだ眠い…(2度寝しそうな予感…)
ジャーロの原稿が終わったので、今日からサスペリアのネームの清書。あ。カッパワンも読まなきゃ。
5/20(月)
『密室の鍵貸します』(東川篤哉)読了。文章もネタも、さっくりしているところが好みかな。さっくりと言うのは、お菓子を作るときに「小麦粉とさっくり混ぜる」的感覚。このまま、『ミステリ界の田中哲弥』になっていただくと、好み度倍増。(…あちらはタコで、こちらはイカ?)
『見えない精霊』(林 泰広)読了。読み始めは、独特な雰囲気があったけど、後記インタビューにもあるように、オーソドックスなパズラーだった。途中でうすぼんやりと真相に気づいたけど、それがわかったからと言って、ラストでの興がそげると言うわけではなかったので、そのへんは、この舞台設定と人間配置と適度な厚さの相乗効果の勝利かも。でも、真相がわかったときの「ビンゴッ」ってセリフは、ずっこけた。なんか、もちょっと、なかったんだろうか〜。
ひどい頭痛で、22時に気を失うように寝てしまう。
起きたら、朝5時。
まだ具合が悪くて、仕事ができないので、痛み止め沢山飲んで、読書。
『アイルランドの薔薇』(石持浅海)
めちゃめちゃオモシロイ。てんこもりで。
キャラも外見がどうのと言うより、思想できっちり区別がされていて、わかりやすい。それに、この『嵐の山荘』は、目新しいだけでなくて、無理がない。
相棒が「まるで『MASTERキートン』本格版」って言ってたんだけど、確かにそんな雰囲気。好きだなあ、こういう造形。ラストページ、ラストシーンまで、飽きなかった。
結局、半日何も食べずに寝て過ごす。やっぱり風邪?
『双月城の惨劇』(加賀美雅之)読了。
正直に言おう。わたしは、このタイプの作品に対する志向が、ほとんどと言っていいくらい、ないのである。だから、どうにも感想が出てこない。
「おー、すごいなあ。こんなに考えて」と思うばかり。作者も書いているとおり、この設定の数々が好きな人には、本当にもうたまらない作品なんだろうなあという、察しはつく。ただ、第一の殺人は、多分こうだ、と思っていたらその通りだった。解けた理由は…。言えない。
そんなわたしなりに、楽しみにしてた展開が、ひとつあったのだが、その場面がなくて、肩すかし。かなり残念。
文章に繰り返し描写が多いのが、かなり気になった。地の文で「申し訳ないが」と書いておいて、1行あとのセリフで「申し訳ありませんが」と繰り返したり、一人の女性の描写で「笑顔の愛くるしい」が続いたり。それで頻繁に我に返ってしまい、ストーリーに没頭できなくなってしまった。
今回のカッパワンの読む順番は、登場人物に日本人が多いかどうか、で決めた。モロわかり。
でも、4者4様で、とても面白いラインナップだった。
頭痛がやまない。やばいなあ、バファリンを浴びるように飲んでいるぞ。
既に報告されていますが、第五十五日本推理作家協会賞が決まりました。
<長編及び連作短編集部門>
山田 正紀 ミステリ・オペラ(早川書房)
古川日出男 アラビアの夜の種族(角川書店)
<短編部門>
法月綸太郎 都市伝説パズル (メフィスト9月号)
光原 百合 十八の夏 (小説推理12月号)
<評論その他の部門>
該当作品なし
おめでとうございまーす。
と、言うわけで、準備万端。カッパワンの新人さん4人のトークセッションに行ってきた。司会は二階堂黎人さん。
同伴メンバーは、八木健威さんと、うちの相棒。
池袋ジュンク堂の喫茶店し貸し切りにした、定員40名のこぢんまりした集まりだ。その割には、人はみっしり。ほぼ一番後ろに座っていたので、石持さんの顔がほとんど見れなかった。
トークは、本が店頭に並んだ感想にはじまり、いままでに影響を受けた作品や作家、これから書いていきたいテーマ、今後の作品の構想、などの流れで進んだ。
4人さんとも、社会経験豊富な年齢なので、お話はとても面白かった。
今日一番の名言。東川さんの今後書きたいもの。「笑いあり、涙はないけど、死体あり」
「本名に、川を足してペンネームにしたのは、『江戸川、鮎川、赤川、有栖川』と、川のついた人はみんな売れてるからです」うーん、それも確率のマジックだ。
あの街がまた舞台の新作を、2/3ほど、書き上げていると言うのは、嬉しい情報。こうして、「大久保町」になっていってくれたら…(思いこみ)
今日一番熱かった人、加賀美さん。熱弁のあまり、自分の作品のネタバレをしていたが、気がつかれただろうか? 午前中まで仕事で詰めていた八木さんが、あと20Pほど読み残していたのだが、メイントリックをズバリ言われて、口をあんぐり開けていた。作者に怒るわけにもいかないしな〜(笑)
竹本健治さんと同じ大学にはいって、喜んだものの、入れ違いで竹本さんが退学してしまった、と言う、ものすごく『竹本さんらしい』エピソードも聞かせていただいた。
今日一番目立った人。林さん。いつから伸ばしておられるのか、すごいおひげでした。いや、普通に街歩いてても、目立つな。
「なるべくシンプルなトリックに」と言う言葉が、印象に残った。しかし、「短編は、構想が決まってから1日2日で書けるけど、長編だと、書くことが決まっているのに、どうしても1週間かかってしまうのが、つらい」と言う耳を疑う発言もあった。理科系の人って、もしかして、みんなこんな感じ…?
(注*この作品は、頭の中で作り上げるまで、半年から1年かかっているそうです。頭の中で作り上げるという林さんの作業は、描写や台詞にいたるまでなるべく細かく作り込んでしまうことで、それが終わってから、初めてワープロに向かうとのことです)
今日一番ペンネームだった人。石持さん。意味がわからないでしょう?わたしもわかりません(爆)
遠浅にイシモチというのんびりした魚がいて、それをモデルに『本格推理』の頃から、使っていたのだが、今回も結局そのままのペンネームになってしまった、と言うお話。
地雷をテーマにした短編集を、そのうち作りたいそうだ。しかし「地雷」をテーマで2作書いてる人を、他の3人は「会うまで女性と思っていた」と言うから、不思議。
そして、二階堂さん、作品のネタばれギリギリの質問を、パネラーにさしむけるのは、いかがなものだろうか(笑)
その後、「デビューしたからには、もうライバルだから、叩いておかないと」と『うわー、二階堂さんらしい〜〜』邪悪な発言も飛び出したのだった。
質問タイムの後は、サイン会。サイン会あるの?知らなかった。ううわ、わたし、全部家に置いてきちゃったよ。しかも、名刺も切らしてるよ。しかも、顔を会わせるなり、二階堂さん「来年のスキーの話だけどさ」って、まだ梅雨前だよ!
とりあえず、4人さんにご挨拶をした。加賀美さんの名刺を見て、腑に落ちた。繰り返し表現(5/23分参照)は、もしかして職業病かもしれないな…
相棒は、家に置いてきた本はわたしの所有と言う意識か、給料日前の乏しいおこづかいで、新たに2冊だけ買って、自分用にサインをもらっていた。(買えなかった分は、許してください…)
八木さんは、二階堂さんに「なんで、そっち側にいるんだよ」と言われ、4人さんに「八木さんだー。八木さんだー」と言われていたので、「人気者〜」と思っていたら、「4人ともまだ会ったことない」とくらくらしていた。『本格推理』の八木さんの作品、若い巻数にも載ってるもんね。その頃は、著者近影があったんだ。
解散後は、3人で池袋周辺をだらだら。ミステリの話もする。昔のミステリの話もできて楽しかったよ<八木さん
何にでも、ランキングをしたがる八木さんは、いままでのベストミステリとか、ご当地のうまいラーメン屋ベストとか、すぐ答えられるのだ。「今年のベスト、なに?」の質問には、「ぼくは『硝子細工のマトリョーシカ』黒田研二さん」と即答していたので、読んでみようと思った。なんせ八木さんは、裏ベスト1が『消失!』の人だからね。
「そして、今年の映画のベスト1は、エピソード2やね」 わっ。早すぎるわ!
「黒田研二さんのハンドルって、ぐるぐるげろっぴさんだったよね」と聞いたら、また違っていたらしい。
スプーナリズム…?いや、ごめんなさい。
サインもらい魔の八木さんは、「南澤大介の“アニメ&特撮”ソロ・ギター」も通販していて、「ぴおさん、これにサインしてください」って渡してくれた。わたし、いままでどれだけ八木さんにサイン書いたんだろう。
早く、どーんと10冊ぐらい書いてもらう立場になりたいよ。
八木さんいわく「南澤さんに、『サイン書いておくってください』ってお願いしたら、『1個でいいんですか?』なんて返すから『そりゃ10個も書いてあったら困りますけど』って言ったのね。そしたら9個書いて送ってきた」
開いてみると、奥付や行間やノンブルなど、いたるところに、ちっちゃいサインが…
…相変わらずだな! じゃわさん!
ここで、ふと「八木さん、推理作家の人が、いーっぱいいるパーティに招待されたとしたら、どれだけの本、持っていくの?」と相棒に聞かれ、愕然としていた。
夜が明けたら、本気で仕事! ああ、1週間たっちゃった…
5/25分の訂正がありますので、その訂正とお詫びを。
カッパワンの林泰広さんのコメントで「長編だと、書くことが決まっているのに、どうしても1週間かかってしまうのが、つらい」と言う表現をしましたが、この長編は、その前段階で、1年から半年かけて、地の文やセリフまでを頭のなかで細かく決める作業をしているそうです。全部決まってから(!)初めてワープロに向かい実作にかかるそうですが、その発言を抜いてしまったため、「発想以降の全行程を1週間で書ける」かのような誤解を与えてしまう表現になってしまいましたことを、お詫びします。
当日の文にも、注釈を入れておきました。
林さん、どうもすみませんでした。
それにしても、その作り込みを忘れずに頭にしまっておけるってこと自体、わたしには驚異だったりする。
実は、他にもこっそり訂正した個所がありまして。
八木さんがメールをくれて『「げろげろぐるっぴ」さんの表記ですが、ほんとうは「げろげろぐろっぴ」さんで、あれだったらほとんど間違ってません。スプ−ナリズムではありません。昨日河内さんが口にしたのは「ぐるぐるげろっぴ」さんか「ぐろぐろげるっぴ」さんかのどちらかです。』
とのことなので、「ぐるぐるげろっぴ」さんになおしました。きっと見てないとは思いますが、黒田研二さん、ごめんなさい。(何を謝っているのか、謝るのが適切なのかどうかさえ、よくわからない…)
今、思い出したけど、あの日、八木さんの前で思いっきり「おもろしーい」と言ってしまったのは、不覚だった。
ネームの清書がなかなか進まない。
そのあたりは「もう話できてんだから、絵なんか描きたくないよ〜」と言う気の抜け方だったりする。
原作つきだと、原作を読みながら自分がわくわくしたときのことを思い出して描くことができるんだけど、自分で話を作ると「おもしろいんだか、つまんないんだか、わかんな」くなってしまうのであった。
シンちゃんのキャラが、ちゃんと継承できているのか、不安だし。シンちゃんの世界は、すごく肌にあっているんだけど。(自分、幼稚だしなー)
「自分が面白いと思うものだけを書く!」と言い切ってしまえる人が、うらやましい状態なのだ。
きゃー。黒田研二さんから、メールが!
『僕のハンドル、「げろげろぐろっぴ」じゃありませんよ。「げろげろくろっぴ」です』
あっ。八木さんも間違えてるやんけ!
じゃなくて。
今度は、本当にごめんなさい〜!((((((((((((^-^;)
すっかり忘れてましたが、コミケの当選封筒が届いてました。
今回は、金曜日・東地区・K15aです。あいかわらず、『ものぐさ堂』です。
本当は、ミステリ感想&パロ4コマ本を出したいのだが…。裏切って『どうぶつの森+』の本出したりするかもしれん。犬まんがも描きたいしな〜。(合本だったら、非難ゴーゴー)
朝方に、ネームの清書終わる。…おそい… そして、アニメージュ原稿。
ずっと仕事。えりちゃん、入る。
仕事。
ヤマメを持って歩いていたら、ピースに「お、おまえ、ヤマメもってるのか! それがあったら、オイラのへやは ずっと いごこちがよくなるな。りんごとこうかんしてくれよ」と言われ、あげました。
無論、どうぶつの森の話です。模倣犯/映画では、ありません。(ゲームやっとるやんけ)