特殊切手 (ソ連)



 ソ連時代に発行されていた特殊切手は、日本と同様に、記念切手だけでなくさまざまなシリーズものもあって非常に多彩であった。デザインの面から見て「いいな」と思えるものも少なくなかった。


 次のページへ
 目次へ戻る






諸国民の祝日 (ソ連)


 そうしたシリーズものの一つで、多民族国家ソ連の各国に伝わる祭日をモチーフにしたもの。上の写真は左からロシア、アゼルバイジャン,タジキスタン,グルジア。右の写真は上段がラトビアで、下段がウクライナ。ロシアのお祭りとしてはマースレニッツァが取り上げられている。連邦の各地で独立志向の強まっていたソ連末期1991年発行の切手。

前のページへ  次のページへ  目次へ戻る






小型シート (ソ連)



 小さなシートにした切手があるのも日本と同じ。左はレニングラード市内や近郊の代表的な建築物をテーマにしたもの。上は、1980年代半ばにモスクワで開かれた全世界青年学生平和友好祭記念。カミツレの花をデザインしたシンボルマークがこの時期ソ連全土に出回った。


前のページへ  次のページへ  目次へ戻る





年賀切手 (ソ連)



 当時はクリスマスよりも新年を盛大に祝うならわしだったから、郵便局に行くと多様な年賀はがきはもとより、封筒に入れるタイプのグリーティング・カード、それに年賀切手も発売された。1988年当時、国内宛の郵便料金が5カペイカだったことがわかる。

  前のページへ
  次のページへ
  目次へ戻る