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ウラジオストク
新潟から船で行くとウラジオストクへは30時間足らずで着く。これは東京港から釧路へ行くのとほぼ同じ程度の時間だし、東京から那覇へ行くのよりはずっと短い。ロシアはそんなに近い隣国なのだ。写真は、船底に近い下級船室の丸窓から見えたウラジオストク港のターミナルビル。このビルの裏手にシベリア鉄道のウラジオストク駅がある。 (1991年8月撮影)
ウラジオストク
シベリア鉄道の終点となるウラジオストク駅の正面。 (2001年3月撮影)
ウラジオストク
駅のプラットホームの端にこの碑があった。モスクワまで9千キロ余の旅の始まり。もっとも碑文のほうは「大シベリア横断鉄道がここで終わる」となっているが。 (1991年8月撮影)
最近、こんな立派な碑に建て替えられたらしい。上の写真のはもう見あたらなくなっていた。 (2001年3月撮影)
ウラジオストク
モスクワへ向けて出発準備中の急行列車「ロシア」。かつて、この列車は赤色の車体で、「赤い流星」というニックネームで呼ばれたりもしたものだが、今はご覧の通りの三色。どうしても国旗の色にしたいらしい。 (2001年3月撮影)
ウスリースク
ウラジオストクの北100km程度のところにある都市。中国や北朝鮮への鉄道の分岐点。 (2013年8月撮影)
ルジノ
ウラジオストクとハバロフスクのほぼ中間に位置する駅。 (2013年8月撮影)
ヴャゼムスカヤ
ハバロフスクまで列車であと2時間ほどの地点にある小駅。 (2013年8月撮影)
ハバロフスク
シベリア鉄道の要衝、ハバロフスク駅。駅舎についている時計をよく見ると短針が2つあるのがわかる。鉄道はすべてモスクワ時間で運行するので、赤い短針でそのモスクワ時間を表す。また、この駅のように駅舎とプラットフォームが地下道でつながれているのは、シベリア鉄道中でもよほどの主要駅だけだ。写真の上中段と下段では「ハバロフスク」という駅名の書体が異なることにお気づきだと思うが、この間に駅舎が建て替えられたからだ。左上は、建て替えられた後の駅舎正面。 (上段左端:2012年8月,それ以外の上・中段:1999年3月,下段:2013年8月撮影)
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