日の出 (ユジノ・サハリンスク)


 ユジノ・サハリンスク市は海岸からある程度離れた平野部に広がる都市だが、市の東側は小高い丘になっていて市全体を望む展望台や市民のスキー場として利用されている。その丘の頂きに近い辺りからやわらかい春の太陽が昇ろうとしているところ。(1998年3月撮影)

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水ぬるむ市内 (ユジノ・サハリンスク)


 いくら北海道よりも北の地とはいえ3月も終わりに近くなれば気温も0℃を上回ることが多くなり、いたる所で雪解けが進む。心なしか通りに立つアパートまで何となく明るく見える。もっとも歩道は雪と泥が混ざった状態だし、だからと言って足元だけに気を取られていると車道を走る自動車から思いっきり泥水をかけられたりして歩行者にとっては受難の季節でもある。 (1998年3月撮影)





劇場 (ユジノ・サハリンスク)


 ユジノ・サハリンスク市内でみかけた劇場2軒。作家A・チェーホフはサハリンまで足を運んで有名な紀行文を書いているから劇場に彼の名がかぶせられるのは至極当然であろう。右は人形劇場。チケットを買って入ってみたら、ごく素朴な人形劇なのにお客の子ども達はそれぞれ思い思いに楽しんでいる風だった。 (1998年3月撮影)

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郷土博物館 (ユジノ・サハリンスク)  


 サハリンやクリール諸島の自然と歴史についての豊富な資料を展示している郷土博物館。サハリンの南半分が日本領であった時代があるから、日本語で書かれた小学校の卒業証書だの通知簿といった展示品もあった。博物館の建物そのものも日本時代のがそのまま使われている。 (1998年3月撮影)

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