参考
『日本書紀』(垂仁天皇記)、『倭姫命世記』。天照大御神の鎮座の地を求めて諸国を巡行して伊勢に至る。「嶋国伊雑ノ方上ノ葦原ノ中ニ、稲一基在り。生ひタル本は一基に為て、末ハ千穂ニ茂レリ。彼ノ稲ヲ白キ真名鶴(マナヅル)咋(くは)へ持ち廻リ乍(つつ)鳴キキ。(中略)倭姫命宣たまはく『恐シ。事問ハヌ鳥スラ、田ヲ作りテ皇太神ニ奉ル物を』と」